ここでは「荷が勝ちすぎるので」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「荷が勝ちすぎるので」とは?
「荷が勝ちすぎるので」は、こなすことができる力量と比べ、頼まれる内容や量が勝っているという意味になります。
よって、「さすがに荷が勝ちすぎるので、全て終わらすのは難しいかも知れません」などという使い方をされることが多く、自分がこなせる内容、または量ではないと言っています。
このように使う側がそう感じ場合に用いる表現ですが、その自分のことだけでなく、誰かにとってそうだろうといった用い方をすることもできます。
ただし、そういった場合には対象になる相手に失礼にならないように注意が必要です。
「荷が勝ちすぎるので」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「荷が勝ちすぎるので」は、先のように、誰かにとってそうだろうという使い方をしても構いません。
その場合には、「さすがに彼には荷が勝ちすぎるのではないでしょうか」といったような用い方になりますが、彼にはとてもその内容や量はこなせないだろうと言っていることになるため、前述したように、失礼になってしまう場合があるので気をつけてください。
「すぎるので」という語尾のため、そのためにそれをこなすのは難しい(だろう)といった使い方をすることになるので、あまりいい意味で使われる表現ではありません。
「荷が勝ちすぎるので」を使った例文
・『この仕事は私1人には荷が勝ちすぎるので、誰かもう1人つけてもらえませんか』
・『あの人には恐らく荷が勝ちすぎるので、安心して任せることができません』
「荷が勝ちすぎるので」の類語や言い替え
・『荷が重すぎるので』
この「重すぎる」とした場合も、よく似た意味で使われます。
そのため、言い替え表現になることが多いですが、こちらはニュアンスとしてその内容をこなすには力量が足りないといった解釈をするため、量に忙殺されるという使い方にしたい時にはあまり向いていません。
まとめ
「荷が勝ちすぎるので」は、こなせる内容ではない、その量ではないという用い方をする表現です。
そのためにどうこうと続けて使いますが、その用い方からいい意味になることはまずなく、なのでこのようにした方がいいといったようによく使われています。
