「行っておりました」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「行っておりました」とは? ビジネス用語

行動したことを表すフレーズの中には、「行(おこな)っておりました」というものがあります。

自己紹介の中でも使われますが、実は使い方を間違えやすい表現でもあります。

どんな注意点があるかなどを、確かめてみて下さい。

「行っておりました」とは?

物事について実施をする意味の「行う」を用い、過去に自分が何かをやっていたことを伝える場合に使われます。


「行っておりました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

以前に何らかの物事を実行していたことについて、人に話すような機会は度々あります。

その時に「行っておりました」を使うことで、自分の経験をアピールすることに役立つでしょう。

これは人との会話、面接の自己紹介などでも使われます。

実際に何を行っていたのかについては、はっきりさせたほうが良いです。

またいつ何処でなども、含めることもできます。

行っていた経験があることで、安心感を与えることができたり、そこから話題が広がる効果もあるでしょう。

注意点は「行(い)っておりました」と、誤読してしまうことで、この場合はある場所に赴いた意味になってしまいます。

文章にするなら特に間違いやすいので、避けたい場合は言い替えも必要でしょう。


「行っておりました」を使った例文

・『昔はここで販売を行っておりましたが、現在は行っておりません』
・『以前に接客業を行っておりましたので、何とか対応できそうです』

「行っておりました」の類語や言い替え

「行っていた次第でございます」は、状態を表している「次第」と、あるの丁寧語「ございます」を用い、行っていたことを丁寧に言い表したものです。

「行ってまいりました」は、行くの謙譲語「参る」を使った敬意を込めた表現です。

「実施しておりました」は、実際に施工したことを言い表しています。

「実施いたしました」とする場合は、「する」のへりくだった形「致す」を使った形です。

また行っての部分については、「実行して」「進行して」「やって」などに言い替えることもできるでしょう。

まとめ

物事を実施したことについて人に伝える場合に、「行っておりました」を用いることができます。

これは自分のことを説明するのに役立ちますが、「いっておりました」と間違わないよう注意が必要です。

「次第」を用いてより丁寧な形にするなど、適切な言い替えを選んでみましょう。

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