「表題の件につきまして」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「表題の件につきまして」とは? ビジネス用語

ここでは「表題の件につきまして」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「表題の件につきまして」とは?

「表題の件につきまして」は、この前に挙げた表題に該当する件について、この後に述べていこうと考えて用いる表現です。

例えば、「来週のミーティングについて」というそれであった場合、「表題の件につきまして、時間に変更がありますのでお知らせいたします」といったように用いられ、「表題」と使っていることから文章のみで使われています。

それについて何か変更や追加点がある、ここを確認したい、意見がある、または何かがあるかといった時に用いられる表現で、近年ではメールでも使われている場合も多いです。

その場合には、メールのタイトルをその表題と考えて、本文中では特にそれを挙げずに用いることができます。


「表題の件につきまして」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「表題の件につきまして」は、それに関して何かがあるからこそ用いる表現ですが、「〜につきまして、特に変更点などはない模様です」のように、何もなくそのままだという使い方をすることもあります。

そのように用いても特に問題はなく、「表題」の部分をそれに相当するものと置き換えて意味が通れば使うことができる表現だと考えていいでしょう。

それになるメールのタイトルが「新社屋建設の件」などと短い時には、その通りに「新社屋建設の件につきまして〜」としても特に変わりはありませんが、「2023年上四半期における営業部門別の受注実績について」のように長い時には、この表現を使うとそれを「表題」と略すことができるので、こういった時にこそ用いると文章としての見栄えがよくなります。


「表題の件につきまして」を使った例文

・『表題の件につきまして、少々お聞きしたいことがございます』
・『表題の件につきまして、変更点が出ましたので、それを以下に記載します』

「表題の件につきまして」の類語や言い替え

・『タイトルの件につきまして』
メールでそのタイトルが「表題」にあたる場合には、こちらにしても構いません。

この方が分かりやすいことも多いので、言い替えによく使われています。

メールだけでなく、紙面になる時にもタイトルに相当するものがあれば用いることができ、どちらでも意味が変わることはありません。

まとめ

「表題の件につきまして」は、表題となる内容に何かがある、もしくは何かがあればという用い方になります。

「表題」の部分をそのものと置き換えても構いませんが、この表現によって短く略すことができるため、それが長い場合によく使われています。

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