この記事では、「補足いたしますと」について詳しく紹介します。
「補足いたしますと」とは?
何かの情報を付け加える時に用いられるフレーズです。
「補足」には、「足りないところを補うこと、付け加えること」という意味があります。
「いたします」は「する」の謙譲語に丁寧語の「ます」を付け加えた言葉です。
敬意が含まれているので、目上の人に対しても使用することができます。
「補足いたしますと」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「補足いたしますと」は、何か情報が足りずに分かりにくかったりもう少し詳しい説明をした方が良いといった場合に用いられるフレーズです。
会話で使うこともありますし、ビジネスメールで使うこともあります。
また、電話で伝え忘れてしまったとか、メールで書き忘れてしまったという場合にも用いられます。
「言い忘れてしまいましたが」というよりも「補足いたしますと」といった方がスマートな印象があります。
「補足いたしますと」を使った例文
・『補足いたしますと、昨年度は天候の影響により調査期間が短縮されています』
・『補足いたしますと、イベントの開催は今秋を予定しております』
「補足いたしますと」の類語や言い替え
「補足いたしますと」には、「付け加えますと」や「ちなみに」などの言い替え語があります。
「付け加えますと」は、現在の状態に何らかの情報を加えることを表しています。
「補足いたしますと」と意味に大きな違いはありませんが、「補足いたしますと」の場合には足りないものを補うといったニュアンスがあります。
「付け加えますと」の場合には情報が足りなくて付け加えることもありますし、足りないわけではないけれど付け加えることもあります。
「ちなみに」は、前に述べた事柄に付け加える場合に用いられる接続詞になります。
「補足いたしますと」よりもカジュアルな印象があります。
まとめ
「補足いたしますと」は、何かの情報を付け加える時に用いられるフレーズです。
「付け加えますと」や「ちなみに」などの言い替え語があります。
