ここでは「製造開発をしております」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「製造開発をしております」とは?
「製造開発をしております」は、何かを製造だけでなく、開発も行っているという意味になります。
よって、「弊社ではこの製品の製造開発をしております」と使われた時には、その製品の開発の部分から製造まで一貫して行っていると言っています。
製品によっては開発は別の会社に任せ、製造のみを行っているという場合がありますが、そうではなく、1から製品として完成させるところまで行っていると名言したい場合に用いられます。
よって、その会社のオリジナル製品であるということもこの表現から分かります。
「製造開発をしております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「製造開発をしております」は、先のような製品を例に挙げて、そのアイデアを出すところから実際の製品にする製造までを行っているという意味になりますが、各種のサービスに対して使うこともできます。
その場合、そのサービスのアイデアを出すことが「開発」、「製造」は実際にそれを実行できるような体制を作ることとして、「このサービスの製造開発をしております」といったように使われます。
口語、文章は問わない表現なので、そのどちらでも何かの製品やサービスを1から作り上げているという意味で用いられています。
「製造開発をしております」を使った例文
・『こちらのシステムは弊社で製造開発をしております。よって、柔軟に要望に応えることができます』
・『このような各種のサービスの製造開発をしております』
「製造開発をしております」の類語や言い替え
・『OEM製造(開発)をしております』
この「OEM」とは、別の会社の名義で製品を製造することとして使われている言葉です。
この場合、開発の部分から行っていることがほとんどで、そちらをつけて使ってもよく、例えば、A社でB社名義の製品を製造し、そちらに卸すというスタイルで、販売元だけがB社になるという具合です。
まとめ
「製造開発をしております」は、何かの製品やサービスを開発から製造まで一貫して行っているという意味で使われています。
同時に、それがオリジナルの製品やサービスだということにもなる表現です。
