この記事では「親睦を深めたいと思います」について解説をします。
「親睦を深めたいと思います」とは?意味
もっと仲良くしたいと考えています、という意味です。
「親睦」には、付き合いを深めること、互いに親しくして仲良くすること、という意味があります。
「深め」は「深める」のことで、物事の程度を大きくすることです。
「たい」は話し手の希望を表す語で、「休みたい」のような使い方をします。
「ます」は敬意を表す語です。
「親睦を深めたいと思います」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、懇親会のような集まりで使われることが多いです。
懇親会は、集まった人たちが仲を深めるための会をいいます。
ここに集まる人たちは、同じ目的を持っていることが多いです。
たとえば、食品業界の人たちが集まる、同じ会社の違う部署の人たちが集まる、同じ趣味の人たちが集まるといったことです。
人々が集まって交流を深めることで、業界同士のつながり、会社内でのつながりなどが強くなると期待できます。
それによって、仕事の幅が広がったり、相談できるような親しい人を作ったりなどができます。
こういった集まりでは、最初にあいさつがされることが珍しくありません。
そのあいさつの際にこの言葉が使われます。
この言葉は、話し手の希望を表すもので、集まっている人たちに「親しくしましょう」と呼びかけているのではありません。
呼びかけるのであれば「親睦を深めましょう」のような言い方になります。
しかし、「親睦を深めましょう」などというと押しつけがましいので、こういったことはあまりいいません。
呼びかけをしなくても、自然と仲はよくなっていきます。
「親睦を深めたいと思います」を使った例文
・『この会で親睦を深めたいと思います』
「親睦を深めたいと思います」の返答や返信例
多くの人の前であいさつをしているときは、返答をする必要はありません。
この言葉の他にも何かを話すはずなので、その話を聞いていましょう。
話が終わったときには拍手をします。
何も反応がないと、話し手側は困惑してしまいます。
「自分の話を聞いてもらえただろうか」「話の内容が悪かっただろうか」など不安になってしまうことでしょう。
そういった思いをさせないように、話を聞いていたことを拍手をして伝えるのです。
話し手は他の人たちと仲良くしたいと考えているので、こちらも仲良くするように心がけましょう。
まとめ
この言葉は、親睦会など他の人たちと親しくするような場面で用います。
話し手の希望を表す言葉で、「仲良くしましょう」他の人たちに呼びかけているのではありません。
自分の気持ちを伝えておくと、他の人たちが親しくしてくれることでしょう。