人に何かを教えてもらったことは、「親身にご指導いただき」で表すことができます。
これは挨拶状の中でもよく使われる表現です。
指導に感謝する際の使い方や気をつけるポイントをまとめました。
「親身にご指導いただき」とは?
まるで親や兄弟に接するような親切さをもって、仕事や学問などの指導をしてもらったことを意味し、感謝を伝える際に使われます。
「親身にご指導いただき」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
会社で上司から懇切丁寧な形で、やり方を指導してもらう状況は時折あることです。
また学生時代に教えを受けた経験は、誰でもあります。
そのように教え導いてくれた人に対し、対面や挨拶状などの中で「親身にご指導いただき」を使うことができます。
これにより敬意と深い感謝の気持ちを伝える効果があるでしょう。
挨拶状などで使う時には「学生時代は」「先日は」など、いつのことだったかを述べると良いです。
そして「ありがとうございました」などの感謝の言葉と合わせるのが良いでしょう。
ただしこれは本当に親身に指導をしてくれた人に用いる表現であって、ちょっとした状況に使うと大げさになることに気を付けてください。
「親身にご指導いただき」を使った例文
・『学生時代には右も左も分からぬ私のため、親身にご指導いただき感謝いたしております』
・『昨日は仕事のやり方につきまして、親身にご指導いただきありがとうございました』
「親身にご指導いただき」の類語や言い替え
「親身に手ほどきいただき」は、まるで家族に接するかのように、親切に教えてもらったことを表します。
「親身にご教授いただきは、家族に対してのように、親切に専門知識を教えてもらったことです。
「手取り足取りご指導いただき」は、細かいところまで行き届く形で、教えてもらったことを表します。
「懇切丁寧にご指導いただき」は、非常に手厚く親切に教えてもらったとの意味です。
「親切に教えていただき」は、思いやりを持って指導してくれたことを表す、柔らかな表現となります。
ご指導の部分については、「ご指南」「ご進言」「ご助言」「アドバイス」などに言い替えることも可能です。
まとめ
非常に親切な形で教え導いてもらったことに感謝を示す時、「親身にご指導いただき」を使うことができるでしょう。
挨拶状にも使うことができますが、本当に親身だった場合のみ使うことが良いです。
恩師に気持ちを表す時に、活用してみてください。