ここでは「詳細につきましては」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「詳細につきましては」とは?
「詳細につきましては」は、詳しい内容についてはついてはという意味になります。
簡単に表現すれば、細かいことはという解釈になり、例えば、文章において何かについてうわべだけを簡単に述べた時に、「この詳細につきましては、以下で改めて記載します」と使って、それについての詳しいことはその後のどこかに記載するといった使い方になります。
文章だけでなく、口語で用いることもできる表現で、その時には「詳細につきましては、後から改めて文章で提出します」といったような使い方になることが多く、その場ではなく、それは別に掲示するという時によく用いられています。
その他のケースとして、「詳細につきましては、先の述べた通りです」などと、それについては既に語っているといった使い方をしても構いません。
「詳細につきましては」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「詳細につきましては」は、どこまでがその「詳細」にあたるかという点が難しい表現ですが、これについてはそれほど考える必要はなく、このように使う側がそうだと思った内容で構いません。
何かのイベントが対象であれば、その概要、開催場所、開催日時、入場料、諸注意などがそれになると考えてよく、もしそれでは足りないといった時には、使われた側からこれについてはどうなのかのような返答がくるでしょう。
その時に求められた内容を伝えればよく、この表現においての「詳細」は、あくまで使った側が考えたものになります。
尚、まだそれが分からないといった時にも、「詳細につきましては、決まり次第お伝えいたします」という使い方をすることができるので、ビジネスシーンでは色々なことに対してよく見聞きする表現です。
「詳細につきましては」を使った例文
・『その詳細につきましては、今後の会議で決まることになっています』
・『性能の詳細につきましては、取扱説明書をご覧ください』
「詳細につきましては」の類語や言い替え
・『具体的な内容は』
「具体的な内容」は「詳細」と近い意味になるため、こちらも同様の使い方をすることができます。
ビジネスシーンでは「詳細」とする方が向いていますが、このように用いてもそれについての詳しい内容、細かいことだという意味だと捉えることができます。
まとめ
「詳細につきましては」は、何かについての詳しい内容はという意味で用いられています。
ビジネスシーンに向いており、それはこの後に、または別の何かで、もしくはもう語った通りだといった用い方ができるので、色々な対象に広く使われている表現です。
