ここでは「認識してますか」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「認識してますか」とは?
「認識してますか」は、きちんと判別できているか、という意味になります。
このように書くと、何かについてきちんと分かっているか、と使う表現に見えますが、そのような用い方にはあまり向いておらず、多くはハード的な接続のことを指して使われています。
言葉としては、「この件はとても大事だと認識してますか」などと使えそうなものですが、その相手に対してとても失礼になってしまうため、まずこういった用い方はしないものです。
よって、この表現は先のように、「このPCはきちんとハードディスクを認識してますか」のような使い方をするのが一般的です。
「認識してますか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「認識してますか」は、前述のような性質の表現になります。
近年のビジネスシーンではPCを使っているのが当たり前になってきていることから、その関連用語として用いられることが多く、先のような何かのハードを認識しているかといった使い方が多く見られます。
「このUSBメモリはきちんと認識してますか」、「印刷ができないのですが、PCからプリンタは認識してますか」のように、それがきちんと読み書きができる状態である、使うことができるなどといった(ハードとして判別ができているか)という表現になると考えていいでしょう。
「認識してますか」を使った例文
・『残り容量が10GBしかありませんが、きちんとディスク全体を認識してますか』
・『ディスクが読み込めないと言われた件ですが、PCからDVDとして認識してますか。まずそちらを確認してください』
「認識してますか」の類語や言い替え
・『識別してますか』
この「識別」とした場合、上の例文の2番目になる使い方に向いている表現です。
つまり、「認識」の中でも決まった何かだと判断できているか、という用い方になり、その例文では「〜DVDだと識別してますか」と言い替えることができます。
まとめ
「認識してますか」は、主としてハード的な接続、それに準じる判別のために使われています。
それ以外の用途には向いておらず、「この問題が重要だと認識してますか」のような使い方は相手に失礼になってしまうので、あまりするべきではありません。