「このたび入社いたしました」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「このたび入社いたしました」とは? ビジネス用語

ここでは「このたび入社いたしました」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「このたび入社いたしました」とは?

「このたび入社いたしました」は、その会社に新入社員として就職した際の挨拶として使われます。

基本的には正社員として入社した場合に用いる表現になりますが、契約社員など別の雇用形態での入社でも使うことができます。

ただし、時間制で賃金が発生するアルバイトやパートの場合にはあまり用いられない表現です。

新入社員と書きましたが、いわゆる新卒での入社だけでなく、転職でその会社に新しく入社した場合も該当します。

そういった時の最初の挨拶で、「このたび入社いたしました○○です」といった使われ方が多く、そのように皆の前で使う時には口語で、後から社内の人にメールでそのように伝えるような場合には文章にして用いることができます。


「このたび入社いたしました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「このたび入社いたしました」は、入社してからその人とまだ面識がないという場合に用いる表現になります。

一度このように伝えた時点でその人に対してはもう用いるべきではなく、入社後初対面の人に自分を覚えてもらうために使うと考えていいでしょう。

近年では中途採用の場合、入社時に皆の前で紹介をしてもらえることがない場合も多くなっているため、そういった時には同部署の人たちにメールでこの表現を使って挨拶をするといった用い方をするといいでしょう。

同部署の人以外には無理に入社時に使うこともなく、初めて顔を合わせた機会に個人的に伝えるといった使い方で構いません。

ですが、入社してから1ヶ月も経った後だと似合わなくなる表現のため、なるべく早いうちに使われるのが通常です。


「このたび入社いたしました」を使った例文

・『このたび入社いたしました○○と申します。皆さま、どうぞよろしくお願いいたします』
・『このたび入社いたしました○○です。本日より営業一課に配属されました』

「このたび入社いたしました」の類語や言い替え

・『入職』
・『入行』
・『入丁(省)』
「このたび入社いたしました」で使っている「入社」は、会社組織に新しく就職することとして用いられる言葉で、一般的な民間企業の場合使う表現です。

非営利団体などの組織であれば「入職」、銀行であれば「入行」、官公庁の場合は「入丁」「入省」などとその部分を言い替えて用いることができ、銀行に就職したのであれば、「このたび入行いたしました」となるという具合です。

よって、その部分の言い替えになるこれらをまとめて類語として挙げておきます。

まとめ

「このたび入社いたしました」は、新しくその会社に入社した時に使う挨拶になります。

中途入社であっても使える表現で、会社組織以外の場合は「入社」の部分を類語のように言い替えて使うといいでしょう。

タイトルとURLをコピーしました