「調整してみたのですが」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「調整してみたのですが」とは? ビジネス用語

ここでは「調整してみたのですが」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「調整してみたのですが」とは?

「調整してみたのですが」は、これから先の予定について、このように使う相手に合わせるために努力してみたが、と使われることが多い表現です。

「こちらで調整してみたのですが、○日はやはり難しいので、別の日にしていただけないでしょうか」などと用いられ、その○日に合わせるように努力してみたものの、無理なので別の日にしたいと伝えています。

合わせるようにしてみたが、という使い方になるので、このように用いる際には相手からそうして欲しいと伝えられた時になると考えていいでしょう。


「調整してみたのですが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「調整してみたのですが」は、先のような予定に対する使い方以外に、機械ものやソフト的な調整を行ってみた、という用い方をすることもできます。

そちらの使い方では、「もう少しパワーが出るように調整してみたのですが、ここら辺が限界です」「集計処理が速くなるように色々と調整してみたのですが、僅かにそうなったくらいでそれほど劇的には変わっていません」といったように用いられます。

こちらの場合も、そうはしてみたが、と使う表現になるので、その通りにはいかなかったと続けて使うことになります。


「調整してみたのですが」を使った例文

・『調整してみたのですが、どうしてもその日は空けることができませんでした』
・『きちんと動くよう調整してみたのですが、部品の劣化があるようで、そちらを交換しないと難しそうです』

「調整してみたのですが」の類語や言い替え

・『繰り合わせてみますが』
この「繰り合わせ」は、「調整」することを意味します。

よって、調整をしてみるが、という意味になり、先の予定などを対象に使うことができます。

それをしてみると、「何とか繰り合わせてみます」などと用いることも多く、「調整してみたのですが」と同義にするには「繰り合わせてみたのですが」と使ってください。

ただし、あまりそちらはあまり一般的な用い方ではないため、無理にこちらに言い替えることはありません。

まとめ

「調整してみたのですが」は、先の予定などに合うようにそうしてみた、または機械的な仕組みやソフトウェアの類いをどうにかなるように調整を行ってみた、という使い方をする表現です。

どちらの場合もそうはしてみたが、と続けて用いるため、いい結果の報告にはならないことがほとんどになります。

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