「謹んでご案内申し上げます」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「謹んでご案内申し上げます」とは? ビジネス用語

「謹んでご案内申し上げます」というビジネス用語の「意味・使い方・例文・類語」を分かりやすく解説していきます。

「謹んでご案内申し上げます」とは?

「謹んでご案内申し上げます」とは、「へりくだった姿勢で案内を差し上げます・案内をさせていただきます」という意味を持っているビジネス用語です。

自分(自社)の側から、取引先や顧客に「案内状・招待状の発送」をするときの謙譲語の敬語表現になっています。

実際の案内状・招待状を送らない場合でも、「こちらから相手に連絡をするときのへりくだった謙譲語の言い回し」としての意味合いを持っています。

「謹んで」が、「文章の前につける、うやうやしいへりくだった態度・姿勢を意味する前置きの決まり文句」になっています。

「ご〜申し上げます」の形で、へりくだる謙譲語を構成します。


「謹んでご案内申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「謹んでご案内申し上げます」は、対面での会話の話し言葉(口語)として使われることはほとんどありません。

「謹んでご案内申し上げます」という言い回しは、ビジネスメールの書き言葉(文語)として使う使い方になります。

例えば、「自社の側から取引先・お客様などに対して、何らかの案内状・招待状を送る場合」などに使われています。

使うときの注意点は、自分をへりくだっていう謙譲語の表現なので、「自分と対等の相手および目下の相手には使わない」ということです。


「謹んでご案内申し上げます」を使った例文

・『来週土曜日に弊社が開催する立食パーティーがございます。ご参加くださいますよう、謹んでご案内申し上げます』
・『謹んでご案内申し上げます。お立ち寄りになれるお時間がございましたら、ぜひご来場くださいませ』
・『新商品の発表会を来月に開く予定がございます。ご来場くださいますよう、謹んでご案内申し上げます』

「謹んでご案内申し上げます」の類語や敬語の言い替え

・『謹んでご案内いたします』
・『書中をもちましてご案内申し上げます』
・『ご査収のほど、よろしくお願い申し上げます』
「謹んでご案内申し上げます」をよりシンプルな敬語に言い替えると、「謹んでご案内いたします・謹んでご案内します」になります。

「ビジネスメールだけでのご案内になりますがご容赦ください」のニュアンスを込めて、「書中をもちましてご案内申し上げます」の類語に言い替えてもほとんど同じ意味になります。

「お手数をおかけしますが、どうぞ内容を受け取ってください」のニュアンスを出したいなら、「ご査収のほど、よろしくお願い申し上げます」という謙譲語の敬語に言い替えても良いでしょう。

まとめ

「謹んでご案内申し上げます」というビジネス用語について詳しく解説しましたがいかがでしたか。

「謹んでご案内申し上げます」の意味・使い方・例文・類語を調べたいときは、この記事の解説内容をチェックしてみてください。

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