ここでは「身内に不幸がありまして」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「身内に不幸がありまして」とは?
「身内に不幸がありまして」は、このように使う側の身内、親族が亡くなった時に用います。
そういうことがあったので、という意味になり、「身内に不幸がありまして、数日間休みをいただいていました」といったような使い方をすることが多いです。
この「不幸」と使うだけでそのようなことがあったと伝えられるため、「身内に不幸がありまして、明日より忌引き休暇をとらせていただきます」のようにもよく用いられています。
「不幸」自体は決してよくはない色々な出来事を指して使えますが、ここでは先のような内容に限られます。
「身内に不幸がありまして」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「身内に不幸がありまして」は、使う側にそれがあったという用い方になります。
誰かにそれがあったという使い方には向いておらず、その場合には「○○さんはご親族に不幸が〜」のように、「身内」という言葉はあまり使わないものです。
この表現はごく親しい間柄という意味で、自分のそれという用い方に向いているためで、誰かのそれという用い方には適していません。
その点にだけ気をつければ使い方として難しい部分は特になく、前述の忌引き休暇を取得する際や、そのために休んでいたなどと用いられています。
「身内に不幸がありまして」を使った例文
・『身内に不幸がありまして、明日から3日ほど休ませていただきたいのですが』
・『先日身内に不幸がありまして、実家の方に帰っていました』
「身内に不幸がありまして」の類語や言い替え
・『身内の弔事のため』
この「弔事」は、ここでいう「不幸」のことを堅く表現した言葉です。
「身内に不幸が〜」は使った側のそれという意味になることから、「〜がありまして、お休みをいただきたいのですが」は、この表現を使って「身内の弔事のため、お休みを〜」としても意味するところは一緒です。
まとめ
「身内に不幸がありまして」は、使う側の身内、親族が亡くなったと伝えるために用いられます。
そのためにどうこうという使い方になり、「身内」という言葉から、誰かのそれという用い方には向いていないので注意してください。