退社や退職にまつわる文を知っていると、明るい対応ができます。
「退職のご連絡まで申し上げます」の適切な使い方と例文を見ていきましょう。
敬語力の向上に活かしてください。
「退職のご連絡まで申し上げます」とは?
この場合の「退職のご連絡まで」とは、自分の退社のお知らせをあらわします。
また「申し上げます」は「言います」の謙譲語にあたります。
そのため「退職のご連絡まで申し上げます」で「こちらの会社を辞めることになったので、お伝えいたします」と訳せます。
現職を離れる時の、お別れの挨拶文といえるでしょう。
「退職のご連絡まで申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
色々な事情があって、いまの会社を辞めなくてはいけないことが出てくるかもしれません。
急なお知らせをお伝えする時の文が「退職のご連絡まで申し上げます」にあたります。
退社日が迫ってきて、社外の方や社内の方にご挨拶文をお送りする時に取り入れていきましょう。
また退職のお知らせをする際は、いつ会社を辞めるのか、また後任は誰になるのか明記しておきます。
取引先の方であれば後任の担当者から、追って連絡が入ることも記しておきましょう。
一方的な通知にならないよう、丁寧なフォローを心掛けておきたいです。
「退職のご連絡まで申し上げます」を使った例文
・『ひとまず、退職のご連絡まで申し上げます』
・『退職のご連絡まで申し上げます。大変お世話になりました』
「退職のご連絡まで申し上げます」の類語や言い替え
似ている言葉に「退職することを、ご報告申し上げます」があります。
「ご報告申し上げます」も目上の方に、丁寧に報告する雰囲気が出ています。
失礼なくお伝えしたい時に用いていきましょう。
言い替えに「このたび退職させていただく運びとなりました」があります。
まとめ
「退職のご連絡まで申し上げます」について解説しました。
正しい使い方を知っていると、落ちついて業務にあたれます。
敬語のスペシャリストを目指してください。
