「退職までの期間は変わらずご指導のほど、よろしくお願いいたします」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「退職までの期間は変わらずご指導のほど、よろしくお願いいたします」とは?
「退職までの期間は変わらずご指導のほど、よろしくお願いいたします」とは、ビジネスシーンにおいて「退職することは決定いたしましたが、自身の勤務日が終了するまでは何卒よろしくお願い申し上げます」または「離職させていただく最後の日まではいろいろとご指導いただけますようお願いいたします」などという意味合いで使われている言い回しです。
取引相手や得意先、または自社の上司や先輩などに向けて「すでに私の退職日は決定しておりますが、勤務日が完全に終わるまでは引き続きよろしくお願いいたします」などというニュアンスで用いられており、退職する最後の日までけっして気を抜かずに任務を続けることを表明したい場合に使用されています。
「退職までの期間は変わらずご指導のほど、よろしくお願いいたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「退職までの期間は変わらずご指導のほど、よろしくお願いいたします」とは、「長らくお世話になってまいりましたが、退職することが決定いたしました。
退職日まではあと数日ございますので、変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます」などというニュアンスで用いられている文言です。
ビジネス上で自身の退職が決定した際には関係各所に対して、速やかにその旨をお知らせする必要がありますが、残された日数の間においてもしっかり業務に取り組んでいく所存であることを伝えることができる文言です。
「退職までの期間は変わらずご指導のほど、よろしくお願いいたします」を使った例文
・『すでにお伝えしておりますが、今月いっぱいで退職することが決定いたしましたことをご報告いたします。退職までの期間は変わらずご指導のほど、よろしくお願いいたします』
・『御社の担当をさせていただいております営業部員を変更させていただきますが、退職までの期間は変わらずご指導のほど、よろしくお願いいたします』
「退職までの期間は変わらずご指導のほど、よろしくお願いいたします」の類語や言い替え
・『最終出勤日まではご指導いただけますようお願い申し上げます』
・『退職する日時は決定しておりますが、最後まで引き続きよろしくお願いいたします』
・『退職するまでは業務を続行させていただく所存でございますので、よろしくお願いいたします』
まとめ
「退職までの期間は変わらずご指導のほど、よろしくお願いいたします」とは、ビジネスの場において「業務を離れることは決定しておりますが、最後まで何卒よろしくお願い申し上げます」などという意味合いで用いられている言い回しです。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと理解しながら、場面や状況などに応じてそつなく使いこなすようにしましょう。