この記事ではビジネスシーンで使われる「連絡が行き届かず」という言葉に付いて解説します。
「連絡が行き届かず」とは?
「連絡が行き届かず」とは知らせておくべきことを知らせるべき相手全員に知らせられていないということです。
行き届かないというのは配るものがすべての対象に届いていないという言葉であり、対象に含まれる誰かに情報伝達ができなかったという意味になります。
「連絡が行き届かず」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
情報伝達が不十分だったと伝えるための表現です。
伝えるべき情報の一部を伝え忘れたという場合には使わず、やり取りができた相手には伝えるべき情報をすべて伝えているけれど、やり取りができなかった相手がいるという場合に使われます。
社内で全体に共有しておくべき情報できなかった場合にも、顧客など社外の知らせるべき相手に連絡漏れがあった場合にも使える言葉です。
「連絡が行き届かず」を使った例文
・『チーム全体に連絡が行き届かず認識の齟齬があった』
・『一部のお客様においては連絡が行き届かずお知らせが遅れたこと深くお詫び申し上げます』
「連絡が行き届かず」の類語や言い換え
連絡できなかった相手が社内の相手だった場合は「共有が不十分で」や「通達が行き届かず」と言い換えられます。
社外の相手だった場合は「お知らせが行き届かず」と言い換えることも可能です。
また知らせられなかった相手がいるという場合だけでなく、伝えられなかった情報があったという伝達不足にも使える言葉として「十分な通知ができていなかった」も使えるでしょう。
まとめ
「連絡が行き届かず」は情報を一部の相手に伝えられなかったという意味の言葉ですが、だから改めて知らせるという場合にも、問題の原因を説明する場合にも使えます。
誰かに対して使う場合失敗や失態を知らせる言葉になるので、謝罪の言葉も添える形で使われることが多いでしょう。
