この記事では、「遅くなってしまい申し訳ございません」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「遅くなってしまい申し訳ございません」とは?
「遅くなってしまい申し訳ございません」は、遅れてしまったことへのお詫びを述べる丁寧な表現です。
「遅く+なって+しまい+申し訳ございません」で成り立っている語で、「遅く」は「遅い」の連用形、「なって」は「なる」の連用形「なり」+接続助詞「て」の音変化、「しまい」は「仕舞う」の連用形で「そのつもりがないのに、或ることが実現する」、「申し訳ございません」は「申し訳ない」の丁寧語で「言い訳のしようもない」、全体で「意図せず遅くなって、言い訳のしようもない」の敬語表現になります。
「遅くなってしまい申し訳ございません」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「遅くなってしまい申し訳ございません」は、相手への返信・連絡・発送・支払いなど、相手が必要として待っているものが遅れた時に使われます。
遅くなる前に、事情やどの位遅れるかなどをきちんと伝えておくことが大切です。
「遅くなってしまい申し訳ございません」の正しい文章表現
「遅くなってしまい申し訳ございません」の正しい文章表現は以下の通りです。
・『遅くなりまして、大変申し訳ございません』
「まして」は丁寧語「ます」の連用形、「大変」は「程度のはなはだしい様子」、言い訳せず素直に非を認める表現です。
「遅くなってしまい申し訳ございません」を使った例文
「遅くなってしまい申し訳ございません」を使った例文は以下の通りです。
・『ご提案へのお返事が遅くなってしまい申し訳ございません』
・『申込書の提出が遅くなってしまい申し訳ございません』
・『お借りした資料の返却が遅くなってしまい申し訳ございません』
「遅くなってしまい申し訳ございません」の類語や言い替え
「遅くなってしまい申し訳ございません」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『遅れましたこと、お詫び申し上げます』
・『お待たせして大変申し訳ございません』
・『お時間がかかってしまい、大変恐縮です』
まとめ
今回は「遅くなってしまい申し訳ございません」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。
