失礼のない表現なのか、確かめたくなる言い方もあるものです。
「遅くまでお疲れ様です」の適切な使い方と例文、その他の言い方を学んでいきましょう。
「遅くまでお疲れ様です」とは?
この場合の「遅くまで」とは遅い時間帯まで、こうしたニュアンスを含んでいます。
「お疲れ様です」はオフィスで飛び交う、あいさつ文です。
労いの役割をもっています。
そのため「遅くまでお疲れ様です」で「遅い時間帯まで、ご苦労さまです」と解釈できます。
夜分遅くまで仕事に励んでいる方を労わる、温かいひと言といえるでしょう。
「遅くまでお疲れ様です」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
夜更けに忘れ物を取りに会社に戻ったら、まだ電気が点いていた。
このような経験をすることもあるものです。
同僚やスタッフの方に、ひと言あいさつする時の言い方が「遅くまでお疲れ様です」にあたります。
「お疲れ様です」も失礼なく使えるフレーズですが「遅くまで」を付け加えることによって「遅くまで仕事をしてくれて、ありがとうございます」と気遣いの気持ちを加えていけます。
ひと言あることで印象も大きく変わっていくので、上手く取り入れていきましょう。
「遅くまでお疲れ様です」を使った例文
・『遅くまでお疲れ様です。どうぞご無理なさらずに』
・『遅くまでお疲れ様です。手伝えることがあれば、おっしゃってください』
「遅くまでお疲れ様です」の類語や言い替え
似ている言葉に「ご苦労様です」があります。
よく似ていますが「ご苦労様」は目上の方が、下の方をいたわる時に使います。
目上の方に用いると世間知らずに思われてしまうので、無難な言い方にしたい時は「お疲れさまです」を選んでいきましょう。
言い替えに「夜分遅くまで、お疲れ様でございます」や「お先に失礼いたします」があります。
まとめ
「遅くまでお疲れ様です」を解説しました。
「お疲れ様です」を明るく伝えられるようになると、周囲のスタッフの方といい関係が育めるもの。
居心地のいい環境を、前向きな敬語から取り入れていきましょう。