この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「運びになりました」について、その意味や使い方や敬語表現を徹底解説します。
「運びになりました」とは?
「運びになりました」のフレーズにおける「運ぶ」は、「ある地点から別のある地点まで荷物を持っていくこと」を意味する言葉ですが、ここでは「途中で止まることなく物事を前に進めること」といった意味で使われています。
そして「なりました」は「なる」に丁寧語の「ます」の過去形である「ました」が付けられた表現で、「なった」の丁寧な表現です。
以上より、「運びになりました」のフレーズは「物事を前に進めることで、こうなった」といった意味で使われる表現です。
「運びになりました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「運びになりました」は「物事を前に進めることで、こうなった」と相手の方に報告する際に使われるフレーズで、特に当初の計画とは若干違っていても、大きく違っていない結果を報告する場合によく使われます。
「こうなった、こう決まった」とダイレクトに言い切るよりも、柔らかい表現となります。
ビジネスシーンでは、プロジェクトの進捗状況を報告する際や、大きな会議やイベントの日程変更を報告する場合等に使われます。
また、個人的な事柄としては、結婚や転勤等の大きな出来事を報告する場合に使われます。
余りも小さな出来事等を報告する際に使うと、仰々しい表現となり過ぎるので、適切ではありません。
「運びになりました」を使った例文
・『プロジェクトは役員への報告で了承されたので、今後は各部署がその案に沿って実行する運びになりました』
・『営業所長会議は、〇月〇日にようやく開催の運びになりました。ご参集の程よろしくお願い申し上げます』
「運びになりました」の類語や言い換え
「運びになりました」は、その使用内容に応じて「決定しました」や「進め方になりました」や「変更になりました」と、言い換えることが出来ます。
まとめ
「運びになりました」のフレーズは「物事を前に進めることで、こうなった」といった意味で使われる表現です。
比較的大きな出来事などを報告する際によく使われるフレーズです。
