ここでは「郵送いたしました」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「郵送いたしました」とは?
「郵送いたしました」は、郵便にて何かを送ったと伝えるための表現です。
「郵送」と明記しているので、それ以外の発送方法に使うことはできず、完全に郵便限定になります。
その種類として、主に普通郵便、特定記録郵便、書留(に相当する、必ず手渡しになるもの)がありますが、この表現を使う分にはそのいずれで発送した場合でも問題ありません。
普通郵便や特定記録郵便は原則的に土日、祝日の配達はありませんが、ビジネスシーンではそれらの日は会社として休日なことがほとんどなので特に問題はありません。
ですが、手渡しになる書留の場合には、相手側の受け取りのためにその旨を一言添えておくのが礼儀となります。
「郵送いたしました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「郵送いたしました」は、郵便で発送したと伝えている表現です。
つまり、このように使った時には既にその発送を行った後ということになります。
いつそれを行ったのかと、「昨日郵送いたしました」のようにそれを一緒に使うことも多く、口語、文章のどちらでも用いられています。
書留でそうした時には受け取りのために、「書留にて郵送いたしましたので、お受け取りの方よろしくお願いいたします」などと伝えるのが親切というもので、この書留扱いになる郵送の場合、土日や祝日でも配達があります。
よって、週末に発送すると土日に配達してしまう場合があるので、土日や祝日でも営業を行っている会社でない場合にはそちらにも注意してください。
「郵送いたしました」を使った例文
・『先日ご依頼いただきましたお見積りですが、本日郵送いたしました』
・『そちらは先日郵送いたしました。よって、遅くとも明日のうちにはそちらに到着するものと思われます』
「郵送いたしました」の類語や言い替え
・『発送いたしました』
この「発送」とすると、郵送以外で送る場合にも使うことができます。
郵送も含む表現のため、こちらに言い替えても構いませんが、ポスト投函になる普通郵便や特定記録郵便の場合にはそのまま「郵送」とした方が分かりやすいので、無理にこちらを使う必要はありません。
まとめ
「郵送いたしました」は、郵便で何かを発送したという表現になります。
既にそれを行ったという意味になり、多くの場合でいつそうしたのかと添えて用いられます。
書留にした時には、相手側の受け取りのためにそれもつけ加えて伝えるといいでしょう。
また、そちらの時には土日に届いてしまうことも考慮しないといけません。