「重々承知しておりますが」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「重々承知しておりますが」とは? ビジネス用語

「重々承知しておりますが」とは?

ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど、分かりやすく解説していきます。

「重々承知しておりますが」とは?

「重々承知しておりますが」とは、あなたが相手の何かの事情や背景について十分に理解しているが、その上で何かを依頼したいときに使用できる言葉です。

「重々」とは「じゅうじゅう」と読み、「十分に」「よくよく」という意味です。

「理解する」「わかる」という意味の「承知」を組み合わせて「十分に理解しています」という意味を表す言い回しになります。

それに逆説の接続詞である「〜が」を加えて、そのうえで何か伝えたいことを述べる表現になります。


「重々承知しておりますが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

それでは、ビジネスで「重々承知しておりますが」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。

たとえば、年度末にあなたの会社の設備が故障し、急遽業者に修理を依頼することになったとします。

その際、業者に「年度末でお忙しいことは重々承知しておりますが、何とか修理をお願いできませんでしょうか」のように依頼すると丁寧でへりくだった印象になります。


「重々承知しておりますが」を使った例文

・『ご迷惑なのは重々承知しておりますが、どうかお許しいただけませんでしょうか』
・『時間が足りないことは重々承知しておりますが、何とか期日に間に合わせていただけないでしょうか』

「重々承知しておりますが」の類語や敬語での言いかえ

たとえば「重々存じ上げておりますが」「十分に理解していますが」「重々承知ですが」などに言いかえできます。

またより丁寧な表現として「ご無理を承知で申し上げますが」「不躾なお願いで恐縮ですが」という言い回しも使用できますので相手やシーンによって使い分けましょう。

まとめ

このように「重々承知しておりますが」は、あなたが相手の何かの事情や背景について十分に理解しているが、その上で何かを依頼したいときに使用できる言葉です。

ビジネスでもプライベートでも使える言葉ですので、覚えておくとよいでしょう。

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