ここでは「鋭意開発中」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「鋭意開発中」とは?
「鋭意開発中」は、とても力を入れて開発している最中だという意味になる表現です。
対象になるものは製品と呼ばれることがほとんどで、ハード、ソフトといった面は問わず、このように使った対象を「そちらの製品は、現在鋭意開発中です」などと用います。
つまり、現在ではそれが完成しておらず、提供を行うことはできないが、その予定があるという意味にもなります。
この予定はあくまで予定なので、「鋭意開発中です」と使った対象が必ずその後お目見えするとは限りませんが、そのために力を入れて開発を行っていると伝えることができます。
「鋭意開発中」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「鋭意開発中」は、先のように現在力を入れて何かを開発中だという使い方になります。
このように使ったからには、そのうちそれがお目見えする予定だと考えて構いませんが、「鋭意開発中ながら、もう少し先になるかも知れません」のように、それに力を入れているが、まだ少し先になるといった用い方をしてもよく、この場合もそれが本当に形になって提供されるかは未定です。
このように、それが今は提供できないという意味と、現時点ではその予定のために力を入れているといった解釈になる表現だと考えてください。
「鋭意開発中」を使った例文
・『新モデルに関しては、現在鋭意開発中となっています』
・『更なるヒットを求めて、色々と新製品を鋭意開発中です』
「鋭意開発中」の類語や言い替え
・『鋭意準備中』
この表現にすると、その物自体が存在する製品ではなく、イベントやサービスなどが対象になります。
「先のイベントを成功させるために鋭意準備中です」のような使い方になり、意味としては一緒です。
「鋭意開発中」は形のある製品、もしくはソフトウェアなどを対象にして用いるため、こちらとはその対象が異なると覚えておくといいでしょう。
まとめ
「鋭意開発中」は、製品になる対象を力を入れて開発している最中だという意味になります。
それが本当にお目見えするかどうかはこの時点では分かりませんが、その予定があり、それに向けて頑張っていると伝えるために使われている表現です。