ここでは「長らくご無沙汰しており申し訳ございません」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「長らくご無沙汰しており申し訳ございません」とは?
「長らくご無沙汰しており申し訳ございません」は、しばらくその相手と連絡をとっていなかった時の挨拶表現になります。
「ご無沙汰」は長い間何の音信も無かったという意味になる言葉で、そのような状態の相手への連絡時に、まず最初の一言として伝えるという使い方になり、口語でも使うことができます。
どちらの場合もこの後に自分が誰だと名乗ったり、それをしなくても誰からだと分かると思った時にはそちらを略してそのまま用件へと繋げても構いません。
このような使い方になるため、あまりビジネスシーンでは見聞きしない表現で、個人的に連絡をとるのが久しぶりになる相手によく使われています。
「長らくご無沙汰しており申し訳ございません」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「長らくご無沙汰しており申し訳ございません」には、以前に連絡をとったり、実際に会った時からどれくらいが経てば使えるのかといった決まりのようなものはなく、感覚的に結構長い間何の音信も無かったと思っている時に用いるものです。
そのため、人によっては半年程度で使うこともあれば、1年でもまだここまでの表現は使うべきではないと考える場合もあり、その基準は人によって様々です。
ただし、1ヶ月や2ヶ月くらいでは大袈裟になってしまうので用いるべきではなく、やはり半年くらいが一応の1つの目安になると考えてください。
語尾を「〜おり申し訳ございません」ではなく、「〜おります」としてもよく、そちらの方が自然な流れで話を続けることができると思った時にはそのように用いるといいでしょう。
「長らくご無沙汰しており申し訳ございません」を使った例文
・『長らくご無沙汰しており申し訳ございません。以前に○○でご一緒させていただきました△△です』
・『長らくご無沙汰しており申し訳ございません。その後、お元気でしょうか』
「長らくご無沙汰しており申し訳ございません」の類語や言い替え
・『ご無沙汰しており申し訳ございません』
頭の「長らく」をとったこの形だと、それをつけた元の表現より少し短い期間、何の音信が無かったという時に向いた表現になります。
よって、2ヶ月や3ヶ月程度の間でも用いられており、こちらも全体的な流れによって、語尾を「〜おります」として使うことができます。
まとめ
「長らくご無沙汰しており申し訳ございません」は、それなりに長い間何の音信も無かった相手に連絡をとる時に用いる表現です。
この表現から会話や文章を始めるという使い方になり、これという基準はないものの、一般的に考えて半年以上は間が空いていないと用いるべきではないと思っておきましょう。