ここでは「たいへん楽しく過ごすことができました」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「たいへん楽しく過ごすことができました」とは?
「たいへん楽しく過ごすことができました」は、このように使う相手に何かの場を提供してもらった後に、そのお礼を兼ねた感想として使われる表現です。
その場とは、会食のような飲食、飲酒を伴う場のことが多いですが、催事ごとへの誘いなどにも使うことができ、その時間をとても楽しく過ごせたと伝えています。
このように使われて悪い気はしないものなので、そういった場に誘われた時に後からこのような表現を使ってお礼を伝えるのは1つの礼儀となります。
特にビジネスでの取引相手などが絡んでいる時には、本当はそれほど楽しいとは思わなかったという場合でもこう言っておくのものなので、それについてはあまり気にせずに使ってしまって構いません。
「たいへん楽しく過ごすことができました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「たいへん楽しく過ごすことができました」は、口語でも使うことができますが、主に文章で用いられます。
口語の場合は表現的に少々大袈裟に聞こえてしまうため、メールなどで「先日は会食にお誘いいただき、ありがとうございました。
おかげさまでたいへん楽しく過ごすことができました」のように後からその場のお礼として使うことが多く、本題となる用件の前に使うといいでしょう。
こちらからその相手を何かの場に誘った時にも使うことができるので、自社が開催した催事ごとなどに来てもらったという時にも、「先日はお忙しい中、お越しいただきましてありがとうございました。
お会いすることができ、たいへん楽しく過ごすことができました」といったように使うという具合です。
この場合にも、来てもらったお礼として使うことになるため、実際がどうだったかとはまた別に考えて用いることができます。
「たいへん楽しく過ごすことができました」を使った例文
・『会食へのお誘い、ありがとうございました。たいへん楽しく過ごすことができました』
・『先日は○○にご参加くださいまして、感謝申し上げます。色々なお話ができ、たいへん楽しく過ごすことができました』
「たいへん楽しく過ごすことができました」の類語や言い替え
・『とても有意義な時間を過ごせました』
「たいへん楽しく過ごすことができました」より少し堅くなりますが、その相手との会話が多かった時にはこちらの方が向いています。
ただ、飲酒があった場合にはあまり用いない表現なので注意してください。
まとめ
「たいへん楽しく過ごすことができました」は、相手からの何かの場への誘い、またはこちらから誘った時に、その時間がとても楽しかったと伝えるために用います。
礼儀として使う表現なので、社交辞令だと考えて、そこまで意味は気にせずに使われていることが多いです。
