「開いてまいりました」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「開いてまいりました」とは? ビジネス用語

ここでは「開いてまいりました」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「開いてまいりました」とは?

「開いてまいりました」は、「これまでにいくつかのイベントを開いてまいりましたが〜」のように用いられる表現です。

つまり、開催してきたという意味になり、このように使う側が主催となって行ったそれらを対象に用いられます。

丁寧な使い方になっているので、それまでの開催実績を対外的に発表する際や、それを踏まえて次はこのようなことを行うなどと用いることが多く、個人的にこのようなイベントを開催してきたと使うこともできますが、対象が対象なので、多くは会社や団体としてという用い方になると考えていいでしょう。


「開いてまいりました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「開いてまいりました」は、先のように、そのようなイベントなどを開催してきたという意味で使う表現になります。

語尾に「が」とつけるとそういうことをしてきましたが、と用いることができ、「昨年はいくつかのイベントを開いてまいりましたが、今年は今のところそのような予定はありません」のような使い方をする場合に向いています。

尚、少し特殊な用い方として、漢字で表記しているものを平仮名にすることを「開く」と言うため、「そのままでは難しいので、このように開いてまいりました」などと、元の漢字表現と共に使われることもあります。


「開いてまいりました」を使った例文

・『弊社ではこれまでに何回か新製品の発表会を開いてまいりました』
・『小さなイベントはいくつか開いてまいりましたが、これほど大きな規模でそれを開催するのは初めてです』

「開いてまいりました」の類語や言い替え

・『開いてきた』
単にカジュアルにした表現に見えますが、こちらにすると、「あいてきた」と発音することができるので、「すき間が開いてきた」といったような使い方もできるようになります。

こちらの発音で「開いてまいりました」と使うことはまずないため、その形より汎用性が高くなりますが、丁寧な用い方ではないので注意してください。

まとめ

「開いてまいりました」は、何かの会合などを開催してきたという意味で用います。

その主催側がこれまでのそういった実績のアピールや、それを踏まえて今後のことを語るような使い方をするために用いられることが多い表現です。

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