この記事では「開催できれば幸いです」について解説をします。
「開催できれば幸いです」とは?意味
開催できればいいなと思っている、できれば開催したい、という意味です。
「開催」は集会や催し物などを行うことをいいます。
葬式や結婚式などの儀式を行うことではなく、会や催し物などを開いて行うことです。
「ば」は実現していない事柄を仮に実現したと考えていう意を表します。
「幸いです」は、そうしたい、そうなるとよいという意味です。
「開催できれば幸いです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手側としては集会あるいは催し物を開いて行いたいと考えているときに用います。
「開催します」という意味ではありません。
開催すると決まっているときは、「開催いたします」といった表現になります。
「いたし」は「する」の謙譲語で、「いたします」は相手を敬う言い方です。
「幸いです」は「そうします」という意味ではなく、遠回しにお願いをしたり、そうしたいという気持ちを伝えたりするときに用いる言葉です。
この言葉では、開催するのかしないのかわからず、伝えられた側は困惑してしまうことでしょう。
そのため、開催すると決まったときには知らせをするようにします。
いつ、どこで、何が行われるのか詳しく知らせましょう。
開催すると決まってからできるだけすぐに伝えると、そのものに参加をしてくれる可能性が高くなります。
開催しないと決定したときも連絡をします。
連絡がないと「あれは開催することになったのだろうか」と、相手は疑問を抱いたままになってしまいます。
そのため、開催しないとはっきりしたときも連絡をするようにします。
「開催できれば幸いです」を使った例文
・『来月には○○を開催できれば幸いです』
「開催できれば幸いです」の返答や返信
どのような状況なのか、他に何か伝えられているのかなどによって、返信する場合としない場合があります。
開催をしたいのだけれど、手伝ってくれないだろうかと頼まれたとします。
その場合は、手伝うことができるのか、できないのかを伝えます。
力を貸すことで、会あるいは催し物を開いて行うことができるようになるでしょう。
開催するかもしれないから、そのときには参加をして欲しいと伝えられたとします。
その場合は、参加できそうなら、そのときには参加をしますという気持ちを伝えます。
まとめ
この言葉は、話し手側で集会や催し物を開きたい考えを持っているときに用いるものです。
開催をしますと断言しているのではない点に注意をしてください。
この時点では開催するのか決まっていないので、決まったときには知らせをしましょう。