新規でお店がスタートする時には、「開業の運びとなりました」が使われるのは一般的です。
開業の挨拶状でも必須となるこの表現の、間違わない使い方などについて確認してみましょう。
「開業の運びとなりました」とは?
新たに事業が始められるに至ったことについて、周囲の人にお知らせする時の表現です。
この場合の運びは、物事がある段階に至ることを表します。
「開業の運びとなりました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
新会社を起業し営業を開始する人は、年間で数えきれないほどに存在しています。
その会社や店舗のオープンが決まったことについて関係者に知らせる時などに、「開業の運びとなりました」を使うのが基本です。
この表現は面と向かって言われる他、挨拶状や案内状の文面に記される用法があります。
用いる際には新会社の開業日、所在地の情報を入れることが適切です。
また「新会社が」や「お知らせいたします」などの言葉を前後に併せるのが良いでしょう。
そして開業に至るまでにお世話になったことの感謝、今後の関係継続のお願いなども含めることも通例です。
「開業の運びとなりました」を使った例文
・『このたび私共の新会社が開業の運びとなりましたことを、謹んでお知らせいたします』
・『かねてより建設を進めておりました新規店舗は、◯月◯日に開業の運びとなりました』
「開業の運びとなりました」の類語や言い替え
「発足の運びとなりました」は、団体などが作られて活動を開始する意味の「発足」を用いた形です。
これは「設立」を使っても似た意味になります。
「開業するに至りました」は、ある状態に行き着くことを表す「至る」を用いて似た意味になる表現です。
「開業が決定いたしました」は、物事がはっきり決まることを表す「決定」を使った丁寧な言い方になります。
まとめ
新規に事業が始められる旨を人にお知らせする時に、「開業の運びとなりました」を使うのでした。
これを用いる場合は開業日や所在地情報を含めて、適切な感謝やお願いの言葉も併せるのが良いです。
言い換えるならば「発足の運びとなりました」などが適切でしょう。