この記事では、「間違いありません」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「間違いありません」とは?
「間違いありません」は、対象とするものに誤りがなく、信頼できることを伝える丁寧な表現です。
「間違い+ありません」で成り立っている語で、「間違い」は「真実と違うこと」「過ち」、「ありません」は「ある」の連用形「あり」+丁寧語「ます」の否定形「ません」、全体で「間違いない」の敬語表現になります。
「間違いありません」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「間違いありません」は、対象となるものに誤りがない時や、それが確実である時、信頼できる時などに使われます。
きっぱり断言する表現ですので、確実なことが分かっている時に使いましょう。
「間違い」の類語に「間違え」がありますが、「間違い」は「誤りのある状態」、「間違え」は「取り違える動作」という意味の違いがあります。
「間違いありません」の正しい敬語表現
「間違いありません」の正しい敬語表現は以下の通りです。
・『相違ございません』
「間違いありません」は正しい敬語表現ですが、より丁寧な表現のひとつを紹介します。
「相違」は「二つのものの間にちがいがあること」、「ございません」は動詞「ある」の丁寧語「ござる」の連用形「ござり」に、丁寧語「ます」の否定形「ません」が付いた「ござりまっせん」の音変化です。
「間違いありません」を使った例文
「間違いありません」を使った例文は以下の通りです。
・『システムは最新のものに間違いありません』
・『この請求書は昨日送られてきたものに間違いありません』
「間違いありません」の類語や言い替え
「間違いありません」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『おっしゃる通りでございます』
・『確かでございます』
・『明白でございます』
まとめ
今回は「間違いありません」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。
