この記事では、「間違いのないところです」の使い方に関して解説します。
「間違いのないところです」とは?
まずは、「間違いのないところです」の意味を明確にして行きましょう。
「間違い」とは、そのまんま「まちがい」であり、「誤り」、場合によっては「失敗」の場合もあります。
「のない」とは、当然「なにかが無い」、つまり前の言葉を否定するという意味になります。
そして、「ところ」とは、「処」であり、物理的な「そのような状態」、あるいは心理的な「そのような考え」のことを表しています。
これらを繋げると「あやまりが無い状態だと思います」となります。
これをもっと簡単に表現すると「誤りは無いよ」ということになります。
「間違いのないところです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「間違いのないところです」をビジネスで使用する場合に、最も気をつけなければならないのは、2つあり、ひとつは「間違いのない」という表現が「自分が100%正しい」と言っていると受け取られる可能性があることです。
もう一つは「ところです」という表現が受け入れられるかどうかということだと思われます。
これらを回避するためには「間違いはないと私は思います」で良いのではないでしょうか。
「間違いのないところです」の正しい敬語表現
「間違いのないところです」には、最低限の敬語表現はふくまれているので、問題はありませんが、より敬語意識を強くするためには、「間違いがないと存じます」くらいでよいでしょう。
「間違いのないところです」を使った例文
・『この方策が無益なのは間違いのないところです』
・『あなたの努力は無駄だということには間違いのないところです』
「間違いのないところです」の類語や言い替え
「間違いのないところです」の類語としては、「間違いがないと考えられます」、「間違いがないと思慮されます」、「正しいと思われます」のようなものになります。
まとめ
この記事では「間違いのないところです」に関して解説してきました。
このような言葉を使いこなせるようになるために、これを機会にもっと「間違いのないところです」を使ってみてはいかがでしょうか。