ここでは「雨天中止」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「雨天中止」とは?
「雨天中止」は、雨が降った場合は中止にするという意味で用います。
文章向けの表現で、「明日のイベントですが、雨天中止となります」といった使い方になり、何かがこれになると用いれば、その内容が雨が降れば中止だと伝えることができます。
野外で行われる活動、会合などが対象になることがほとんどで、その理由は雨が降ると考えていたとおりの開催が行えないからです。
そのため、この「雨天中止」になる理由を添える必要はないことがほとんどで、代替日程があれば一緒に、「当日は雨天中止です(その場合の代替は○日になります)」などと使う場合が多いです。
「雨天中止」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「雨天中止」になる条件は雨が降ることですが、その程度によっては予定通り行うといった用い方をされることがあります。
例えば、「雨天中止になりますが、小雨程度であれば決行します」という具合で、このような使い方もよく見られます。
その判断が難しい場合に備えて、「当日の開催の可否については朝10時以降に以下までご連絡ください」のように、当日に中止か否かを聞くことができる連絡先を添えて使うことができます。
この時には例のように、○時以降という用い方になる場合が多く、それは、その時点をもって開催の場合にはそのために動くことになるからです。
「雨天中止」を使った例文
・『尚、会場が屋外になりますので、雨天中止となっております』
・『雨天中止となりますが、小雨程度の場合には決行となりますため、当日9時以降にその可否についてホームページに記載します』
「雨天中止」の類語や言い替え
・『雨天順延』
「雨天中止」とすると、雨の場合には中止だと言っていますが、この「順延」とすると、雨の場合には延期になるという意味になります。
よって、代替の日程がある場合には、「中止」よりもこちらの方が適している表現です。
まとめ
「雨天中止」は、雨が降った時にはそれが中止だと伝えるために用いられます。
代替の日程があればそれと一緒に、また小雨の場合の開催の可否とも一緒に使うことができ、主として文章で使われる表現となっています。
