ここでは「頼りにしているので」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「頼りにしているので」とは?
「頼りにしているので」は、このように使う相手を何らかの面で頼りにしていると伝えるための表現です。
「現地では頼りにしているので、どうぞよろしくお願いします」のような使い方になり、その相手がそこに土地勘がある、何度も行ったことがあるなどの理由から、現地では頼りになりそうだと考えて用いている例になります。
口語、文章のどちらでも使うことができ、一方的にそのように伝えることになるため、使われた相手からすると、頼られても困るといった場合もあるでしょう。
よって、使う相手を考えて用いる必要があります。
例えば、気心の知れた相手であれば、本当このように思っている場合ではなくても、軽口や冗談のような使い方で頼りにしていると使うことができます。
「頼りにしているので」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「頼りにしているので」は、誰かをそうだと思って(先のような、半ば冗談になる使い方になる場合も含めて)用いるだけでなく、人ではない対象を指しても使える表現です。
その例としては、「山道だろうと4WDのこの車を頼りにしているので、特に問題はありません」のような用い方で山道だろうと問題なく走れるその車が頼りになると言っています。
そのような機械ものだけでなく、動物の類いでも構わず、「うちでは農耕馬を頼りにしているので、トラクターのようなものは使っていません」などと使うことができます。
人をそうだと用いる時にはその相手に迷惑になるような使い方になってしまう場合もありますが、それ以外が対象の時にはそのような心配は要りません。
「頼りにしているので」を使った例文
・『彼はこの言語が得意だということから頼りにしているので、頑張ってもらいたいと思います』
・『今までの経験を頼りにしているので、それをここで存分に活かしてください』
「頼りにしているので」の類語や言い替え
・『信頼しているので』
よく似た意味の表現ですが、「頼りにしている」より強くそのように思っているという解釈になります。
よって、軽口として使うには向いておらず、本当にそう考えているからこそ用いる表現になります。
まとめ
「頼りにしているので」は、誰かを、または機械ものや動物などに対して、何かの面で頼りにしていると使います。
人が相手の場合には冗談ととれる用い方をすることもでき、そのような使い方もまま見聞きします。