この記事では「願うばかりです」について解説をします。
「願うばかりです」とは?
実現することを願っている、という意味です。
「願う」には、求めている事柄の実現を祈るという意味があります。
「ばかり」は範囲を限定する意を表す語で、「〜だけ」「〜のみ」という意味です。
「です」は「だ」「である」を丁寧な表現にしたものです。
「願うばかりです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手側が何かの実現を望んでいるときに用います。
何を望んでいるのかはこの前に述べます。
望ましくない事柄の実現を望むことはないので、この前に述べるものは話し手側にとって望ましい事柄です。
他人の不幸を望むような発言はしません。
ある商品を作るための材料が不足していることで説明をします。
商品を作るために材料が必要で、その材料を注文してあります。
しかし、相手側の都合によって、すぐには届かないようです。
届くのはいつになるかわかりません。
すぐに届いてくれないと、材料不足によって商品を作ることができず、製造・販売に影響が出てしまいます。
これでは会社側のダメージが大きく、またお客さまに迷惑をかけます。
そうならないように、早く材料が届いて欲しいと願っています。
このことを「早く材料が届くことを願うばかりです」と表現します。
「願うばかりです」を使った例文
・『回復を願うばかりです』
「願うばかりです」の返答や返信
何を願っているのかによって返す言葉が変わります。
自分にもかかわりのあることで、相手と同じように思っているなら、「そうですね」の意を伝えるとよいでしょう。
相手と気持ちを共有できます。
相手が何かを不安に思っているなら、話を聞くとよいかもしれません。
話すことで気分が軽くなることがあります。
何かアドバイスをする必要はなく、ただ聞くだけでよいです。
他人が願うことと自分が願うことが違う場合もあります。
人それぞれ考えるものは違うので、違ったとしても否定をする必要はありません。
まとめ
この言葉は、話し手側が何かの実現を望んでいるときに用いるものです。
そのものは話し手にとって望ましいものです。
このような言葉で、自分の気持ちを伝えることができます。