ここでは「3営業日以内」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「3営業日以内」とは?
「3営業日以内」は、営業日にして3日以内という意味になります。
この営業日とは銀行のそれが基準となっているため、土・日・祝日を含まない平日だけを対象にして計算します。
例えば、祝日のない週で火曜日に「それでは、3営業日以内にお渡しします」と使われた時には、その先の水曜日、木曜日、金曜日までのことになり、遅くともその金曜日までにはそれを渡してくれると言っていると考えてください。
時にこのように使った側が設定しているカレンダー(そちらの会社などにおける独自の休日設定)を使用して数える用い方をされることがありますが、そういった場合には「弊社営業日」といった形にするものです。
「3営業日以内」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「3営業日以内」は、先のように、平日のみのカウントで3日以内という意味になります。
木曜日にそのように使った時には、次の金曜日、翌月曜日、火曜日までのことと捉えるもので、もし月曜日が祝日であれば、それはスキップしてその次の水曜日までになります。
問題はカレンダー上は特に休日とはならないお盆や年末年始の連休が絡んでくる期間ですが、その場合にも基準はあくまで銀行の営業日になります。
よって、お盆の期間はそのまま平日だけで考えてよく、年末年始は12月31日から翌年の1月3日を祝日として扱います。
「3営業日以内」を使った例文
・『本日の面接の結果ですが、3営業日以内にはご連絡いたします』
・『こちらの都合で申し訳ないのですが、3営業日以内にはお返事をいただけますか』
「3営業日以内」の類語や言い替え
・『3営業日目』
このようにすると、月曜日に使った場合にはその間に祝日を含まなければ木曜日ということになります。
尚、この「3営業日目」という使い方は株式の世界でよく見聞きします。
それは、売却を行う際に、約定が成立してからその3営業日目に現金になるという決まりがあるからです。
尚、この時にはその日も含めての3営業日目になるため、月曜日であれば水曜日のこととなるので注意してください。
まとめ
「3営業日以内」は、その日から土・日や祝日を含まない平日だけで数えて3日以内という意味で使われています。
基準になるのは銀行の営業日で、年末年始は12月31日から翌年の1月3日が祝日となり、それ以外は一般のカレンダー通りだと考えて構いません。