この記事では「それまでにお送りいただければ幸いです」について解説をします。
「それまでにお送りいただければ幸いです」とは?意味
あるときまでに送ってもらいたい、という意味です。
「それまで」は、時間・状態・動作などが、ある範囲にまで達したことを表します。
「それ」は、聞き手が当面している場面や、今話題に出したばかりのものを指す言葉です。
「お送りいただけ」は、「送る」という動作をする人を敬っています。
「送り」は「送る」の連用形です。
動詞の連用形に「お」をつけて、その後に「いただく」を続けた形で、相手にあることをしてもらうのをへりくだっていう意になります。
「幸いです」はお願いをするときに用いられる言葉です。
「それまでにお送りいただければ幸いです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、いつまでに送ればよいのかを伝えるために用います。
話し手が聞き手にあるものを宅配便で届くようにお願いをしました。
そのものはすぐに必要なものではないので、今すぐ送らなくてもよいです。
しかし、いつでもよいというわけにはいきません。
期限を定めておかないと、送ってもらえるのがいつになるのかわからないので、期限を決めておくことにしました。
その期限を伝えるために用いる言葉です。
話し手が示している日時は、この言葉の前に伝えられています。
前に日時を示す言葉を伝えていないと、いつを指しているのかわかりません。
前に日時を示す言葉を述べていない場合は、「○月○日までに」など具体的な日時を示しましょう。
「幸いです」は、柔らかくお願いをするときに用いる言葉です。
このような言い方は命令をしているようには感じないので、相手を不快にさせにくいです。
「それまでにお送りいただければ幸いです」を使った例文
・『1週間後の○○までに□を必要としています。それまでにお送りいただければ幸いです』
「それまでにお送りいただければ幸いです」の返答や返信例
何かを送るように求められているので、それができるならば「送ります」の意を伝えます。
あるときまでに送ってもらいたいようなので、指定されている日までに届くようにします。
どうしても期限が過ぎてしまうようならば、「遅くなる」ということを伝えておきます。
一言も伝えずに遅くなってはいけません。
必ず相手に断るようにしましょう。
届くのが遅くなれば相手に迷惑をかけ、またなかなか届かないことに不安を抱かせてしまいます。
まとめ
この言葉は、何かを届くようにしてもらいたいときに用いるものです。
柔らかな伝え方で命令をしている印象がありません。
相手を不快にさせにくいお願いの仕方です。