この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「来週の月曜日」について、その意味や使い方や敬語表現を徹底解説します。
「来週の月曜日」とは?
「来週の月曜日」における「来週」は、「現在の週を基準とした次の週のこと」すなわち「今週の次の週、次週」との意味の言葉です。
「来」の漢字には「この次の」との意味があるので、「来週」はこうした意味になるのです。
また、「月曜日」は言うまでもなく1週間の七曜の一つで、「日曜の次、火曜の前の曜日」を指す言葉です。
したがって、「来週の月曜日」は「次の週の月曜日」との意味になります。
「来週の月曜日」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「来週の月曜日」の意味は、わざわざ説明するまでもありませんが、先の意味となります。
この表現は、意味は理解できるものの、いつを指すのかが分かりにくいことがある表現と言えます。
例えば、ビジネスメールで月曜〜金曜に「来週の月曜日」と表現すれば、それがいつを指しているのか間違えることはないでしょう。
しかし、週末の土曜日や日曜日に「来週の月曜日」との表現を使った場合、混乱を招く恐れがあります。
1週間は、日曜から始まるので土曜日にこのフレーズを使った場合、翌々日を指すことになります。
また、日曜日にこのフレーズを使った場合は、翌日の月曜日を指すのではなく、その次の月曜日を指すことになります。
間違いやすいことが分かるでしょう。
七曜は日曜日から始まりますが、会社や学校の1週間は、月曜から始まる感覚が強く、これが混乱を招く一因とも言えます。
また、メールでこの「来週の月曜日」が使われた場合、自分がメールを読んだ日を起点に解釈・判断するのではなく、発信された日を確認して、それを起点に判断することが必要となります。
以上のように、混乱を招く可能性があるため、単に「来週の月曜日」とするのではなく、「来週の月曜日(〇月〇日)」と「〇月〇日」を添えるべきと言えます。
日付を間違えると大変な事態を招くこともあるため、十分に注意が必要と言えます。
「来週の月曜日」を使った例文
・『来週の月曜日の会議は、急遽中止となりました』
・『来週の月曜日は予定通り出張いたします』
「来週の月曜日」の類語や言い換え
「来週の月曜日」は「次週の月曜日」や「翌週の月曜日」と言い換えることが出来ます。
また「月曜日」の「日」を省略して「来週の月曜」と言い換えることも出来ます。
まとめ
「来週の月曜日」は「次の週の月曜日」との意味のフレーズです。
意味は理解できますが、土日の週末にこのフレーズを使って日時を表す場合、いつを指すかを誤解されやすいので、この表現に「〇月〇日」を添えて使う様にすべきです。