ここでは「ご入院されたと聞き大変驚いております」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「ご入院されたと聞き大変驚いております」とは?
「ご入院されたと聞き大変驚いております」は、このように使う相手が病気や怪我で入院したと聞き及んだ際に、それに驚いたという意味になります。
その相手からではなく、誰かから間接的に聞いた場合に文章で用いる表現ですが、基本的にその相手がまだ入院中に使うことになります。
よって、入院中でもそれを見ることができる個人の携帯メール宛に用いられることが多く、ビジネスで用いているアドレスにこのように送信することはあまりありません。
「ご入院されたと聞き大変驚いております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「ご入院されたと聞き大変驚いております」は、相手の退院後でも使える場合があります。
ですが、その時には少し形を変え、「ご入院され“てい”たと聞き大変驚いております」のように、過去形にして用いるのが一般的です。
続けて、「もうお身体の方は大丈夫でしょうか」などと使う例が多く、そのままの形では退院後には向いていません。
その元の形では、続けて「どうぞゆっくりとご静養ください」のように続けるもので、その相手にも色々な事情があるかも知れませんが(1日でも早く復帰したい、など)、この表現としては先のように続けるのが礼儀となります。
「ご入院されたと聞き大変驚いております」を使った例文
・『事故に遭われてご入院されたと聞き大変驚いております。どうぞゆっくりご養生ください』
・『体調があまりよろしくないとは伺っておりましたが、この度ご入院されたと聞き大変驚いております』
「ご入院されたと聞き大変驚いております」の類語や言い替え
・『ご退院されたと聞きました』
こちらは「退院」と使っている表現で、相手が病気や怪我で入院していたと知っていた上で用いる場合と、「ご入院されていたとは知りませんでした。
この度ご退院されたと聞きましたが、もうお身体の方は〜」のように、それを知らなかった場合でも使うことができます。
まとめ
「ご入院されたと聞き大変驚いております」は、その相手が入院したことに驚いていると使う表現です。
それをどこかから聞いて驚いたという意味になり、主に文章でその入院中に見ることができる携帯メール宛に用いられています。