この記事では、「お選びいただき」の言葉の使い方について、詳しく解説していいます。
「お選びいただき」とは?
「お選び」は、相手に選んでもらうことを丁寧に表現した言葉で、「いただき」は「もらい」の謙譲語であることから、「お選びいただき」は目上の相手から選んでもらえるよう依頼する際に使うことができる言葉といえます。
また、「お選び」は接頭語をつけた丁寧な言い方ですが、「選んでいただき」といった表現も使うことができます。
「お選びいただき」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「お選びいただき」は、社内的に使われる場合もありますが、一般的には取引先や顧客など目上の相手に対して用いられる言葉です。
また、相手に選んでもらうということは、決定の判断を相手に委ねている状況といえます。
この言葉を使う上での注意点としては、「いただき」の表記方法が挙げられます。
現代のビジネスシーンにおいては、「頂き」ではなく仮名表記の「いただき」が一般的な使い方となりますので、覚えておくと良いでしょう。
「お選びいただき」の正しい敬語表現
「お選びいただき」は、すでに相手に敬意を表した言い方となっています。
より丁寧に表現した場合には、「お選びいただきますよう」や、「お選びいただきたく」といった表現を用いると良いでしょう。
「お選びいただき」を使った例文
・『以下のメニューよりお選びいただき送信ボタンを押してください』
・『下記の選択項目よりお選びいただきご記入ください』
・『ご希望の商品をお選びいただき列にお並びください』
「お選びいただき」の類語や言い替え
・『ご判断いただき』
・『ご検討いただき』
・『お決めいただき』
まとめ
いかがでしたか。
「お選びいただき」は、目上の相手に選んでもらう際に使われている言葉です。
判断を相手に委ねている状況であることを理解しておきましょう。
また、表記する際には、漢字ではなく「いただき」とひらがな表記にすることを覚えておきましょう。