この記事では「以下のとおり出張の報告をいたします」について解説をします。
「以下のとおり出張の報告をいたします」とは?意味
次のとおりに出張の知らせをします、という意味です。
「以下」は、この後に述べる事柄を指します。
「とおり」はそのままの意です。
「報告」は伝え知らせることで、特に任務を与えられたものが、その途中の状態や結果を知らせることをいいます。
「いたし」は「する」の謙譲語で、自分側の行為を低めて表現をして、相手を敬います。
「ます」は敬意を表す語です。
「以下のとおり出張の報告をいたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、出張をした人が用います。
出張をした後には、出張報告書の提出を求められることがあります。
出張報告書の目的は、出張で得た情報の共有や出張先での業務の振り返りなどです。
口頭で伝えるのではなく、書類を作成して提出をすることが一般的です。
その書類を提出する際にこの言葉を用います。
出張報告書の中では、提出日、作成者の名前、出張の期間、出張の目的、出張先などを書きます。
報告書なので自分だけがわかればよいのではなく、それを読んだ人がわかるように書く必要があります。
出張は何か成果を得ることを目的として行われるので、どのような成果があったのかの記載もしましょう。
何も成果がなかったというのでは、出張をした意味がありません。
交通費など経費をかけているので、何かしら成果を得たいものです。
報告書の提出期限が定められているならば、その期限までに提出をします。
期限が定められていなくても、出張後すぐに提出をするようにします。
「以下のとおり出張の報告をいたします」を使った例文
・『○○日に出張をいたしました。以下のとおり出張の報告をいたします』
「以下のとおり出張の報告をいたします」の返答や返信
報告書を提出してくれたら、報告書を作ってくれたことと提出をしてくれたことへお礼を述べます。
そして、報告書の内容を確認します。
内容について確かめたい事柄があれば質問をします。
報告書には情報の共有の目的もあるので、必ず目を通すようにしましょう。
役立つような内容があれば、今後の業務に取り入れていきます。
まとめ
この言葉は、出張をした人がその報告をする際に用いるものです。
出張をした後には、業務内容や成果などの報告をしましょう。