この記事では「ご面談のお時間をいただけるとのこと」について解説をします。
「ご面談のお時間をいただけるとのこと」とは?
会って話をする時間を作ってもらえるとのこと、という意味です。
「ご面談」は「面談」を敬意を込めた言い方にしたものです。
「ご」は、他人の行為を表す語についてその人に敬意を表したり、他人に対する行為を表す語についてその行為が及ぶ人に敬意を表したりします。
「面談」は会って話をすることです。
「お時間」は相手を敬って時間をいう語です。
「いただけ」は「もらう」の謙譲語になります。
「もらう」には、頼んで手に入れる、自分にとって得となることを他人から受けるという意味があります。
「ご面談のお時間をいただけるとのこと」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、会って話をするための時間を作ってくれたときに用います。
時間を作るようにとお願いをする言葉ではなく、すでに時間を作ってくれており、それに対してお礼を述べるときに用いる言葉です。
会って話をするためには時間を確保しなければなりません。
相手にはいろいろ用事があるでしょうが、話し手のために時間を確保してくれています。
このように望むことをしてくれたときにはお礼を述べます。
お礼の言葉は「とのこと」の後に続けます。
感謝をしていることが伝わるように丁寧な言葉遣いで述べましょう。
この言葉を伝えている時点では、まだ面談はしていません。
面談をするときにもお礼を述べるとよいでしょう。
何度お礼を伝えても悪いことはありません。
「ご面談のお時間をいただけるとのこと」を使った例文
・『ご面談のお時間をいただけるとのこと、感謝しております』
「ご面談のお時間をいただけるとのこと」の返答や返信
会えることを楽しみにしている、話ができるのを楽しみにしているなど伝えるとよいでしょう。
時間を作ったことへ「申し訳ない」という意を相手が示しているなら、「気にしないでください」という意を伝えるのもよいです。
「気にしないで」ということを伝えると、相手の気持ちが軽くなります。
いつ話をするのか、再度確認をしておくと安心できます。
まとめ
この言葉は、会って話をする時間を作ってくれたときに用いるものです。
いろいろやることがある中、わざわざ時間を作ってくれているので、それに対してお礼を述べましょう。
