「健やかにお過ごしになれますようお祈り申し上げます」は、ビジネスメールなどでよく目にする定型的な挨拶です。
その使い方や使うときの注意点などを詳しく紹介します。
「健やかにお過ごしになれますようお祈り申し上げます」とは?
手紙やメール等で挨拶としてよく使われるフレーズで、相手が健康であることを祈っているという意味になります。
「お過ごしになれますよう」は尊敬語なので、相手に対する敬意を表しています。
「お祈り申し上げます」は謙譲語で、へりくだる表現になっています。
「健やかにお過ごしになれますようお祈り申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
健やかにお過ごしになれますようお祈り申し上げますは、手紙やビジネスメールでは結びの挨拶として使われるのが一般的です。
堅い表現なので、日常の会話などでは使われません。
手紙やビジネスメールは単に「よろしくお願いします」で締めることも多いですが、相手の健康を気遣う文言を入れることで相手への配慮を示すことができます。
「健やかにお過ごしになれますようお祈り申し上げます」を使った例文
・『皆様におかれましては、健やかにお過ごしになれますようお祈り申し上げます』
・『まだ寒さも残っておりますので、健やかにお過ごしになれますようお祈り申し上げます』
「健やかにお過ごしになれますようお祈り申し上げます」の類語や言い替え
「健やかにお過ごしになれますようお祈り申し上げます」には、「健やかにお過ごしください」という言い替え語があります。
意味に違いはありませんが、「お祈り申し上げます」の方が「ください」よりも丁寧で控えめな表現になります。
ただし、「健やかにお過ごしください」の方がシンプルで分かりやすいと感じる人もいます。
それから「健やかにお過ごしになれますようお祈り申し上げます」は健康を気遣うフレーズなので、「ご自愛のほどお祈り申し上げます」や「お体を大切になさってください」といった言い替え語があります。
ご自愛は自分のことを大切にしてほしいという意味です。
体を気遣って健康に過ごして欲しいという気持ちを表しています。
まとめ
「健やかにお過ごしになれますようお祈り申し上げます」は、相手の健康を気遣う定型的なフレーズです。
ビジネスメールや手紙などでは、結びの挨拶としてよく用いられています。
