「私事で大変恐縮ですが」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「私事で大変恐縮ですが」とは? ビジネス用語

この記事では「私事で大変恐縮ですが」について解説をします。

「私事で大変恐縮ですが」とは?

自分に関係する事柄で申し訳ないけれど、という意味です。

「私事」には自分個人の事柄という意味があります。

「しじ」とも「わたくしごと」とも読むことができ、「わたくしごと」は話し言葉で、「しじ」は文章の中で使われることが多いです。

「大変」は程度のはなはだしいさまを表します。

「恐縮」は、相手に迷惑をかけたり、相手から好意を受けたりして、申し訳なく思うことです。

「です」「だ」「である」の丁寧な表現です。


「私事で大変恐縮ですが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、自分個人の事柄を伝えるときに用います。

仕事をしていて、個人に関係する事柄を伝えなければならないことがあります。

たとえば、産休をとるときです。

長期間の休暇をとるときには、職場に伝えなければなりません。

上司の許可をとったならば、社内の人、取引先、顧客などに伝えます。

産休は個人に関係する事柄なので、このような言葉を使ってお知らせをします。

「ですが」の後には「産休をとることとなりました」と言葉を続けます。

結婚も個人的な事柄です。

異動や退職は個人的な理由によるものもあれば、そうでないこともあります。

家族の面倒をみるためなど個人的な事柄が関係して退職をするといった場合であれば、この言葉を使っても違和感はありません。

伝えるタイミングに配慮をしてください。

産休の場合であれば休みに入る1か月ほど前までには伝えておきます。


「私事で大変恐縮ですが」を使った例文

・『私事で大変恐縮ですが、このたび結婚をすることとなりました』

「私事で大変恐縮ですが」の返答や返信

何を伝えているのかによって返す言葉が変わります。

出産や結婚のお知らせの場合は、祝福の言葉を述べましょう。

喜ばしい事柄なので、相手の幸せを一緒に喜びます。

退職のお知らせをもらったときは、これまでお世話になったことへのお礼や、健康を祈る言葉などを伝えます。

親しい人から知らせをもらったときは、必ず返信をしてください。

まとめ

この言葉は、自分個人に関係する事柄を伝えるときに用います。

自分個人に関係する事柄とは、結婚や出産などです。

このような言葉を前置きとして使うと、知らせたい事柄を伝えやすくなります。

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