この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「ご紹介させていただきたいと思っております」について、その意味や使い方や敬語表現を徹底解説します。
「ご紹介させていただきたいと思っております」とは?
「ご紹介させていただきたいと思っております」のフレーズにおける「ご紹介」の読みは「ごしょうかい」で、「相手の方に人や物を教えること」を意味する言葉の「紹介」に、敬意を示す接頭辞の「ご」が付けられた言葉です。
次の「させていただきたい」は「させてもらう」の謙譲語表現に、願望を表現する「たい」が付けられたものです。
そして、最後の「思っております」は「思っています」の「いる」を、丁重語の「おる」に換えたもので、より丁寧な表現です。
以上より「ご紹介させていただきたいと思っております」のフレーズは、「人や物を教えさせてもらいたいと思っている」といった意味の敬語表現となります。
「ご紹介させていただきたいと思っております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご紹介させていただきたいと思っております」のフレーズは、ビジネスシーンでは、自社の新製品を紹介したい場合や、相手の方の仕事に関連して誰かを紹介したい場合等に使われる表現です。
「させていただく」の敬語表現は、相手の方の許可を得ていて、かつそれにより自分にメリットが得られる場合にのみ使えるとされており、このフレーズはこの条件に適合しているので、正しい使い方だと言えます。
「ご紹介させていただきたいと思っております」を使った例文
・『弊社の新製品を是非ご紹介させていただきたいと思っております』
・『新任の営業所長をご紹介させていただきたいと思っております』
「ご紹介させていただきたいと思っております」の類語や言い換え
「ご紹介させていただきたいと思っております」の最もシンプルな一般表現は「紹介したいと思っています」です。
この表現をベースに、簡潔な敬語表現としては「ご紹介いたしたいと思っています」、さらに「ご紹介いたしたいと存じます」と言い換えることができます。
まとめ
「ご紹介させていただきたいと思っております」のフレーズは、「人や物を教えさせてもらいたいと思っている」といった意味の敬語表現です。