正しく使用できているのか、確認したくなるカタカナ語もあるもの。
「アピール」の正しい使用例を見ていきましょう。
「アピール」とは?
カタカナ用語のアピールは、英語の「appeal」から生まれた用語です。
英語のアピールには呼びかける、訴える、求めるという意味があります。
そのため自分から強く働きかけて、行動を起こす際に用いられています。
「アピール」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
ビジネスシーンでのアピールは英語のニュアンスに近く、世論に働きかける、世の中に訴えるという意味合いで用いられています。
こちらの主張を通すために、上の人に意見書を提出する際にも使われています。
またくだけた意味では「自分の長所を、広く知ってもらう」という内容もあります。
例えば就活のシーンでは「アピールポイントを思い浮かべて、エントリーシートを仕上げた」と用いられています。
また自分の売り込みが上手い人のことを「アピール力がある人」と用いることも。
一方で異性を口説くことも「アピールする」と言います。
誤解を招きそうなシーンでは、他の表現に置き替えて用いていきましょう。
色々な用語を知っておくと、いざという時に自分を助けてくれます。
「アピール」を使った例文
・『自己分析をおこない、アピールポイントの絞り出しをおこないました』
・『彼女は周囲を味方にできる、アピール力の高い人です』
「アピール」の類語や言い替え
よく似ている言い方に「アピールポイント」と「セールスポイント」があります。
就活や転職のシーンで用いられる表現で、自分の強みをいいます。
履歴書にアピールポイントを記載していく時は、これまでの経験を挙げて「自分にしかない特技、特性」を伝えていきましょう。
またその特性が相手先の企業とうまくマッチしていることも大切なので、企業分析と業界分析をおこないニーズの合致を図ることも大切です。
このほか「アピール」の言い替えの表現に「訴求する」「働きかける」「長所、強み」が挙げられます。
場に応じた使い分けをしていきましょう。
まとめ
「アピール」の正しい使い方を見てきました。
広く訴えるという意味があります。
就活で用いられる表現なので、複数の意味を知っておきましょう。