物事の終わりがまだ来ないような場合に、「続きそうです」という表現を使うことがあります。
未来に関わるこの表現の使い方や無難な言い換え語などについて考えてみましょう。
「続きそうです」とは?
物事の状況などが未来まで途切れることなく、継続していくことが予想される場合に用いられる表現です。
「続きそうです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
業務上ではこの先に至るまでの忙しい状態が想定されたり、不具合がなかなか解消されずに続くようなことがあります。
まだその状態が続いていくことが予想される場合に、「続きそうです」と用いることが通常です。
何が理由でどんな状態が続くのかを、明確にしなければいけません。
しかし「続きそうです」は素っ気ない印象がある言葉なので、ビジネスの中で使う場合にはもう少し配慮した言い回しに変える必要もあります。
「続きそうです」を使った例文
・『いよいよお正月を迎え、しばらく忙しい状況が続きそうです』
・『機械の故障が解消されないため、社内の悶々とした雰囲気が続きそうです』
「続きそうです」の類語や言い替え
「続くことが予想されます」は、この先どうなるかの見当を付けることを表す「予想」を用い、続きそうですと同じ意味になる表現です。
予想の代わりに「想定」を使っても同じ意味にできます。
「続く見込みです」は、将来そうなると推測する意味の「見込み」を使って、似た意味にできるでしょう。
「続く見通しです」は、未来にどうなるか確信を持って察知する意味の「見通し」を使った形となります。
「続くのではないでしょうか」の場合は、断定を避けて未来を予想する言葉「ではないでしょうか」を用いた敬語の表現です。
まとめ
物事が未来に至るまで途切れない状態が予想される時に、「続きそうです」を用いるのでした。
敬語としては相応しくないこともあるので注意が必要です。
言い換えとしては「続く見通しです」などを使ってみるのが適切と言えます。