ビジネスでは、仕事の関係者とのコミュニケーションは必要不可欠です。
対面での会話はもちろん、電話、メール、ソーシャルメディアネットワーク(SNS)など、コミュニケーションツールを駆使してコミュニケーションを日々図っている人が多いことでしょう。
当然、連絡するには「連絡先」を知らないとならないわけですが、今回はこの「連絡先」について考えてみたいと思います。
「連絡先」とは?
「連絡先」ですが、多くの方がおわかりのように、「相手に連絡する場合の宛先」のことです。
具体的には、手紙や書類などの送付なら「住所」、電話なら「電話番号」、メールなら「メールアドレス」もしくは単に「アドレス」、そしてSNSなら「IDやアカウント」のことを指します。
これらの「連絡先」を知ることにより、対面以外でのコミュニケーションが可能になるのです。
「連絡先」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
ビジネスにおける連絡先とは、基本的に相手のプライベートではなくビジネス関連の連絡先であることがまず大前提です。
所属する企業や部署の代表電話の電話番号や、企業が社員に支給するスマホや携帯電話がある場合にはその電話番号、メールアドレスなら企業が個人に割り当てたアドレス、住所なら企業の住所と所属部署が該当します。
仕事上の付き合いが深くなった場合に、個人のプライベートの「連絡先」を知ることもありますが、これはビジネスとは基本的に別のものであると考えてください。
当然、相手の「連絡先」を知る必要があるのですが、色々知る手段はあるものの、場合によっては最初に直接相手に聞き出す必要がある場合も考えられます。
その際には、「ご連絡先教えていただけないでしょうか」や「ご連絡先教えていただけると幸いです」などと相手にお願いする必要があります。
尚、相手の「連絡先」を聞く場合には、「ご連絡先」とする点に注意してください。
「連絡先」を使った例文
それでは、実際に「連絡先」が出てくるような例文を挙げてみます。
・『連絡先につきましては、この名刺に記載しております』
・『ビジネスはまず挨拶そして連絡先の交換から始まる』
「連絡先」の類語による言いかえ
「連絡先」の類語としては、既に触れましたが、「住所」や「宛先」もしくは「電話番号」や「アドレス」など、具体的な「連絡先」の名称で代用できます。
ただ、「連絡先」のように広く該当する言葉で代用する場合、「問い合わせ先」というフレーズの使用は考えられます。
まとめ
「連絡先」とは、「相手に連絡する場合の宛先」のことで、住所、電話番号、メールアドレス、SNSのIDやアカウント等を意味します。
ビジネスにおいては、「連絡先」に該当するのは、基本的に個人のプライベートなモノではなく、企業関連の「連絡先」だということに留意しましょう。