「お誘いを楽しみにお待ちしております」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「お誘いを楽しみにお待ちしております」とは? ビジネス用語

この記事では、「お誘いを楽しみにお待ちしております」の使い方について分かりやすく説明していきます。

「お誘いを楽しみにお待ちしております」とは?

「お誘いを楽しみにお待ちしております」は、相手に是非誘ってもらいたい気持ちを伝える丁寧な表現です。

「お誘い+を+楽しみ+に+お待ち+して+おります」で成り立っている語で、「お誘い」「お」は尊敬語の接頭辞、「誘い」は動詞「誘う」の連用形が名詞化した語で「一緒に行動するようにすすめる」という意味、「を」は接続助詞、「楽しみ」は動詞「楽しむ」の連用形が名詞化した語で「たのしいこととして期待すること」という意味、「に」は接続助詞、「お待ち」「お」は謙譲語の接頭辞、「待ち」は動詞「待つ」の連用形、「して」は動詞「する」の連用形「し」に接続助詞「て」が付いた語、「おります」は動詞「いる」の丁重語「おる」の連用形「おり」に、丁寧語「ます」が付いた語、全体で「一緒に行動するようにすすめてくるのを、たのしいこととして期待しながら時間を過ごしている」の敬語表現になります。


「お誘いを楽しみにお待ちしております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「お誘いを楽しみにお待ちしております」は、一度誘ってもらい、楽しい時間を過ごした時のお礼の言葉や、これから始まるイベントで、相手が主催したり、情報を入手できる立場にあり、誘って欲しいと思っている時などに使われます。

日本人は形式的にこの言葉を使うことが多いのですが、マナーとして誘われたらやむを得ない事情がない限り、受けることが大切です。


「お誘いを楽しみにお待ちしております」を使った例文

「お誘いを楽しみにお待ちしております」を使った例文は以下の通りです。

『またのお誘いを楽しみにお待ちしております』

一度イベントなどに誘われて一緒に行動して、楽しい時間を過ごしたので、また是非次の機会も誘って欲しいと伝えています。

『機会がございましたらお誘いを楽しみにお待ちしております』

相手と話していて好みや趣味が一致していることが分かり、イベントがあれば誘って欲しいと伝えています。

「お誘いを楽しみにお待ちしております」の類語や言い替え

「お誘いを楽しみにお待ちしております」の類語や言い替えは以下の通りです。

『お誘いを心待ちにしております』

「心待ち」「心を弾ませて待つこと」という意味で、「楽しみに待つこと」と同じ意味になります。

『お声がけくださるのを楽しみにお待ちしております』

「お声がけ」「お」は尊敬語の接頭辞、「声がけ」「声をかけること」、つまり「誘うこと」という意味です。

まとめ

今回は「お誘いを楽しみにお待ちしております」について紹介しました。

意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。

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