ここでは「再送いたします」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「再送いたします」とは?
「再送いたします」は、以前と同じものをもう一度送りますと伝えている表現になります。
この「再送」は再び送るという意味になる言葉で、FAXやメールをそうすると使われることが多いですが、封書や荷物にも使うことができます。
特にメールは届いていないことがあったり、間違って削除してしまったということも少なくないため、そのような場合にもう一度送って欲しいといった相手からの要望に対し、この「再送いたします」と使って送り直すといったように用いられます。
同じものをもう一度送る場合に使われる表現ですが、少し手直しなどをしてから送るという場合にも使うことができ、その時には「修正を行った上で再送いたします」のような形にすれば問題ありません。
「再送いたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「再送いたします」は、口語、文章のどちらでも使うことができます。
これからそれを行うという解釈になり、これを伝えた時点ではまだ送っていないため、このように伝えた後に該当のメールなどの送付を行ってください。
これだけを伝えて送るのをうっかり忘れているといったこともままあるため、送った後に使った方が確実かも知れません。
「再送いたします」とした時点で送ることが確定しているため、それでも表現的におかしいことはなく、それなら送るのを忘れることはありません。
尚、郵便業界では転居により今の住所が不明で戻ってきた電報を正しい住所に送り直すことをこの「再送」と読んでいますが、ビジネスシーンでそちらの意味で使われることはまずないため、そちらはあまり気にしないでいいでしょう。
「再送いたします」を使った例文
・『お問い合わせのパンフレットですが、五部ほど再送いたします』
・『先の資料ですが、修正点が見付かりましたので、それを行った上で再送いたします』
「再送いたします」の類語や言い替え
・『もう一度お送りいたします』
「再送いたします」の意味となり、普通にこう使っても解釈は一緒です。
ビジネスシーンでも無理に「再送」とせずにこちらの表現を使うことも多く、特に個人間で使う場合には堅くならないこの方が向いています。
まとめ
「再送いたします」は、もう一度同じものを送ると伝えている表現になります。
多少ながら堅くなるのでビジネス向けの表現で、こう使った後に該当のものを送るのを忘れないように注意してください。
送った後に使うとそれを防ぐことができるので、そのように用いるのもいいでしょう。