「照会させていただきます」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「照会させていただきます」とは? ビジネス用語

ここでは「照会させていただきます」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「照会させていただきます」とは?

「照会させていただきます」は、問い合わせて確認しますと伝えている表現になります。

この「紹介」がその問い合わせによる確認を行うという意味になるため、それをすると言っており、使われるシチュエーションとしては、自分(たち)だけでは確認することができない場合に、それが分かる先に問い合わせますという具合になります。

このような使い方になるため、それほど見聞きする表現ではありませんが、職種によっては頻繁に使っている表現です。

ここでの問い合わせとは電話や封書などで訊ねることも含みますが、近年ではオンラインでの確認がその大半となっており、コールセンターで電話の掛かってきたお客様がその本人かどうか確認するために「生年月日で照会させていただきます」といったような使い方が多くなっています。


「照会させていただきます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「照会させていただきます」は、確認のために使われる表現なので、先のようにその人物が確かに本人なのかといったような用い方が多くなります。

また、契約内容を調べるといったような場合にも使われる表現で、意味としては問い合わせの上で確認するとしているものの、実質的には画面上で確認するという使い方になっていることが多く見られます。

その場合でも画面の操作端末を使ってオンラインで問い合わせを行っていることから間違いではなく、銀行の残高を画面上で確認することを「残高照会」と表現しますが、そちらの操作を思い浮かべると分かりやすいでしょう。

そのような作業を行うと言っているという表現になるので、これを使った相手はそのように何かを調べているのだと解釈してください。

その場で調べるといった使い方がほとんどになるため、口語で使う表現だと考えてください。


「照会させていただきます」を使った例文

・『では、そちらについて照会させていただきます』
・『ご確認のため、一度ここまでの情報を元に照会させていただきます』

「照会させていただきます」の類語や言い替え

・『調べさせていただきます』
問い合わせての部分が省略されている表現になりますが、実際に使われている場面を考えると、こちらでもあまり変わることはありません。

また、問い合わせ以外の調べ方を含んでいる表現のため、「資料を見て調べさせていただきます」などと使うこともできます。

まとめ

「照会させていただきます」は、問い合わせて調べると相手に伝えている表現になります。

各種のコールセンターなどでよく使われており、その場ですぐに調べるという場合に用いられることが多いです。

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