採用にまつわるメール文の作成に、迷ってしまうことがあります。
「採用とさせていただきました」の使い方を見ていきましょう。
「採用とさせていただきました」とは?
アルバイトやパート、そして新卒採用等で「合格したこと」を伝えたい時があります。
こちらの表現は不合格ではないこと、事実を淡々と伝える言い方です。
「とさせていただきました」は控えめにお伝えする言い回しになっています。
「採用とさせていただきました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
こちらの文言は間違っている表現を用いている訳ではないものの、どこか腑に落ちない点がある言い方です。
短期アルバイトなど臨時スタッフの合格通知には適していても、正社員の採用など、改まった場では殺風景に思えます。
「補欠要員なのかな」や「本当は入って欲しくないのかな」と学生さんに余計なことを考えさせてしまうので、他の表現を組み入れつつ華やかに用いていきましょう。
採用通知の書面は、就職活動をしている学生さんにとって、人生に数回しかない大きな書類です。
企業イメージにもつながるので、明るい印象の言葉でお祝いしてあげましょう。
「採用とさせていただきました」を使った例文
・『厳正なる審査の結果、貴殿を採用とさせていただきました』
・『審査の結果、採用させていただくことが決定いたしました』
「採用とさせていただきました」の類語や言い替え
同じような表現に「採用することが決定いたしました」が挙げられます。
シンプルにまとめているので合格メールを先に送り、後ほど内定に関する書類を郵送する場合に用いてみましょう。
また言い替えの表現に「〇〇様が採用選考に合格されましたので、お伝えいたします」が挙げられます。
「〇〇様」が付いているので、応募してくれた方に敬意をあらわせます。
このほか添付してある資料の返送期限、そして入社前の研修や入社予定日が決まっていたら、別途用紙に書き添えておきましょう。
お互いが気持ちよく入社日を迎えられるよう、万全の体制を組んでみてください。
まとめ
「採用とさせていただきました」をお伝えしました。
明るい表現を覚えて、採用の達人を目指していきましょう。