商品の販売をするにあたっては、「取り寄せました」と言われる場合があります。
商売をする上で欠かせないこの表現の、間違わない使い方や、敬語でも使える言い換え語について確かめてみましょう。
「取り寄せました」とは?
在庫が無くなった商品をメーカーなどに発注した後に、品物が店舗に届いたことを顧客側に伝えたり、宣伝をする時の表現です。
「取り寄せました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
顧客が何かの品物を購入したいのに在庫がなかった場合には、お店側ではメーカーや産地などに問い合わせ、商品を取り寄せる対応を行います。
お店に発注した商品が確かに届けられた後、顧客に受け渡しをするために連絡を入れるにあたって「取り寄せました」を使うのが通常です。
これは取り寄せた商品を、広告やサイトなどで広く宣伝していく場合にも用いることができます。
ただしこの言い方は敬語としては不十分なこともあるので、適切な言い換えが必要な時もあるでしょう。
「取り寄せました」を使った例文
・『ご注文の商品を取り寄せましたので、近いうちに店舗の方までお越しください』
・『北海道から新鮮な海の幸・山の幸を取り寄せました』
「取り寄せました」の類語や言い替え
「お取り寄せいたしました」は、するの謙譲語となる「いたす」を使ったうやうやしい表現で、敬語にも相応しいものとなります。
「到着いたしました」は、物が特定の場所に着くことを表している「到着」を用い、丁寧にした言い方です。
「送っていただきました」は、相手に物を移動させてもらう意味の「送ってもらう」を謙譲語にした表現となります。
まとめ
手元に無い商品を発注したあとに、顧客に連絡するために使うのが、「取り寄せました」なのでした。
この表現は宣伝をするときにも用いることが可能です。
言い換える場合には「いたしました」の形にしてみたり、取り寄せを到着などに変えてみるのが良いでしょう。
